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大洲の国重要文化財「臥龍山荘」30年ぶりに茅葺屋根の改修工事始まる 職人「いい仕事したい」【愛媛】 
愛媛県大洲市の観光名所で国の重要文化財「臥龍山荘」で、30年ぶりに茅葺屋根の改修工事が進められていて、9日も屋根の厚みを増す作業が行われました。

茅葺屋根の改修工事が進められているのは、大洲市の肱川のほとりに佇む国の重要文化財「臥龍山荘」の「不老庵」です。

この改修工事は屋根全体に渡って茅の劣化が進み雨漏れの恐れなどがあるため、大洲市が約1450万円をかけ30年ぶりに9月2日から行っています。

茅葺職人・大西謙之さん:
「古い茅というのは、表面が腐ってなくなって減ってきているんです。厚みを出してやるんです」

工事は9日も大阪から来た職人3人が、古い茅の間に青森県から取り寄せた新しい茅を差し込み、本来の屋根の厚みにする作業にあたりました。

「臥龍山荘」は明治時代に大洲出身の豪商河内寅次郎が別荘として建築。崖下の肱川にせり出す「不老庵」は当時、茶室を備えた離れとして利用されていました。

大西謙之さん:
「川に建物が突き出てるんで、足場が大変悪い所で作業もやはりやりにくい。いい仕事をやりたいと思います」

「不老庵」の屋根の改修工事は、約1トンのかやを使って10月中に終える予定。この間の「臥龍山荘」は休まず営業し、伝統工法を用いたこの工事の様子も見学できるということです。

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9月10日 18:43
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