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待ち遠しい愛媛県の冬のボーナス「正直もう少し欲しい」「車のローンにちょこっと」3年連続で増加【愛媛】
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間もなく12月、待ち遠しい冬のボーナスの季節です。様々なものが値上げされる中で、愛媛県内企業のボーナス支給見込み額は、3年連続での増加が見込まれることがわかりました。

内木敦也キャスター:
「まもなく支給される冬のボーナス実際のところどうなんでしょうか。街の人に聞きます」

50代男性金融業:
「去年と一緒だと会社からは聞いてますね。子供の学費で全部飛んでいきますね。物価が上がり続けているので、正直もう少し欲しいな、というのが正直なところです」

30代女性金融業:
「あれば嬉しいです。たぶんちょっとは出るとは思う。貯めていってます、老後のために」

40代男性建築業:
「転職したばかりなので、今年初めてのボーナスなのでこれからなんですけど、たぶんもらえるかなと。家族のために使います」

いよぎん地域経済研究センターが、県内の848社を対象に冬のボーナスに関するアンケートを行い、このうち299社から回答を得ました。その結果、冬のボーナスの支給見込み額は、去年より0.5%アップの42万7000円で、3年連続の増加となったものの、増加率は業績の悪化などを理由に2年連続で低下しています。増加の要因は「定例給与の引き上げに伴うもの」が最も多く、次いで「社員のモチベーションアップのため」、次いで「物価上昇・インフレへの対応」などとなっています。

20代男性小売業:
「業績的にはあんまりかなと。できたら高くなってほしいなとは思うんですけど、車のローンにちょこっと充ててから、残りは貯金するかなって感じですね」

20代男性サービス業:
「上がってほしいですね。上がるんじゃないかなと思ってますけどね。旅行に行くための資金として使っていきたいなと思う。」

業種別にみると、製造業では「繊維」が観光客の土産需要が高まったことなどで、前年より7.4%増加していますが、「機械・金属」は物流費の増加や親会社の業績悪化などを理由に13.2%減少しています。非製造業では「小売」が自動車やドラッグストアが好調だったことを要因に5.4%増加、「建設」は資材の高騰や従業員の高齢化による生産性の低下などにより0.8%の減少となっています。

いよぎん地域経済研究センターは、物価の高騰や人手不足への対応を背景に、ボーナス支給額は増加傾向にある一方で、エネルギー価格の高騰などにより企業のコスト負担が大きくなっているため、増加率が低下していると分析しています。

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11月27日 19:00
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