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「緊急車両道路が斜面変形要因」松山・城山土砂崩れ最終報告書まとまる「準備整い次第住民説明会」【愛媛】
愛媛県松山市にある松山城の城山で発生した土砂崩れを巡り、発生のメカニズムや再発防止策の最終報告書が30日にまとめられました。斜面の変形には頂上付近に設置された「緊急車両用道路」が影響した可能性があるとしています。松山市の野志市長は住民説明会を準備が整い次第、開く意向を示しました。

この最終報告書は技術検討委員会の5回目の会合で、愛媛県と松山市の職員、愛媛大学の専門家たちにより、まとめられました。

報告書によりますと土砂崩れの発生メカニズムは「斜面変形」「土砂流出」「土砂流下」のプロセスを経て発生したと推定。特に「斜面変形」は大雨が主な原因であると
説明。さらに要因として「樹木の成長」や2015年に頂上付近に設置された「緊急車両用道路の擁壁や盛り土の重さ」などを挙げ、「個別もしくは複合的に影響を与えた可能性がある」と結論付けました。

また城山の斜面が抱える課題として「30メートル超の巨木」「雨水が集中しやすい場所の存在」を挙げ、再発防止策として城山の斜面上部に道路などを設置する際は、発生メカニズムを踏まえた設計や点検にあたることなどが求められています。

この最終報告書を受けて野志市長は、市の住民説明会を準備が整い次第、自らも出席して開く考えを示しました。

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1月30日 18:55
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