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日本被団協の松浦秀人さん 松山市でノーベル平和賞授賞の報告会【愛媛】
日本被団協のメンバーとしてノーベル平和賞の授賞式に出席した愛媛県松山市の松浦秀人さんが13日に市内で報告会を行いました。

広島に原爆が投下されたとき母親のお腹の中で被爆した『胎内被爆者』の松浦秀人さんは、日本被団協のメンバーとして長年、被爆体験などを語り原爆の怖さを訴えてきました。

その日本被団協が12月、ノーベル平和賞を受賞したことを受け、13日に松山市で報告会が開かれました。

日本被団協松浦秀人代表理事
「原爆に、放射線にあって、本当に得体のしれない倦怠感、疲労感。これに襲われた方がたくさんいらっしゃいます。要するにまともに仕事なんかできないんですよ」
「生活の基盤も壊されるということが1つ、暮らしが成り立たないということが1つ。もう1つは様々な心の傷を負っているということなんです」

改めて核兵器の怖ろしさを伝えた松浦さん。12月のノーベル平和賞受賞については、「先人たちの活動を評価してもらえたことは非常に嬉しい」とする一方で…

日本被団協松浦秀人代表理事
「核兵器の使用の現実的な危険性に警鐘を鳴らすという点であえて日本被団協にノーベル委員会はノーベル平和賞を授与したんだと思います」

受賞の背景には現在の国際情勢もあるとし、手放しでは喜べないと語りました。

報告会に参加した女性
「みなさん長いこと苦労されて胸がいっぱいになりました」

報告会に参加した高校生
「被爆者の方たちが語ったりすることがとても苦しいことなんだって言ってるのが本当にそうだなというのを肌で感じて」

松浦さんは今後、県内各地のほか四国の各県でも報告会を開きたいとしています。

#愛媛県 #松山市 #日本被団協 #ノーベル平和賞 #戦争 #原爆 #国際
1月13日 20:00
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