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原因菌に薬の耐性遺伝子「百日咳」年間で初の1000人超に 愛媛の今年の感染 2週108人増【愛媛】
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愛媛県で子どもを中心に患いやすい「百日咳」の感染者が7月20日までの2週間で108人確認され今年に入り1032人になりました。2018年の調査開始以来、過去最多を更新し続けていて、年間の感染が1000人を超えたのは初めてです。また原因の菌から、よく治療に使われる薬に耐性を持つ遺伝子が高い割合で見つかっています。県が25日に状況を発表しました。

「百日咳」は「百日咳菌」の感染により子どもを中心に患う病気。カゼの症状で始まり、次第に咳の回数が増えて激しくなり、乳児は重症化すると肺炎や脳炎になることもあるとされています。

愛媛県の発表によりますと、「百日咳」の感染者は7月7日から7月20日までの2週間に108人を確認。前の2週間の5月26日から6月8日までの感染者は185人で、高い水準が続いています。

保健所別では、最も多かったのが松山市と四国中央でそれぞれ25人、次いで中予が23人、西条が19人になっています。

また今年に入ってから愛媛県内で1032人を確認。2018年に調査が始まって以来、最も1年間の感染者が多かったのは2019年の319人で、初めて1000人を超え、過去最多を更新し続けています。

県が今年5月下旬から7月中旬までの患者の百日咳菌15例を検査したところ、13例から、よく治療に使われる薬に耐性を持つ遺伝子が確認されたということです。

県は咳が長く続く場合は、早く医療機関を受診するよう呼びかけています。また生後2カ月から5種混合ワクチンの定期予防接種があり、乳児がいる家庭に早めの接種の検討を求めています。

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7月28日 18:49
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