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男性が“生理痛体験”「よう耐えられるね」フェムテックとは?新居浜でイベント“気づき”学ぶ【愛媛】
生理や妊娠など女性が抱える健康課題をデジタル技術などを使って解決する、製品やサービスを意味する「フェムテック」。このフェムテック商品に触れながら、女性の心や体の変化について、男性も学ぶことができるイベントが15日に愛媛県新居浜市で開かれました。

「フェムテック」とは、生理や妊娠など女性が抱える健康課題をテクノロジーで解決するための製品やサービスのことです。

会場のイオンモール新居浜には、国の内外の24のメーカーのフェムテック関連商品約90点が展示されました。商品のひとつの下着には、内側に基礎体温を測ることができる特殊なセンサーがついています。

ショップ担当者:
「つけて寝るだけです。スマホと連携して朝、勝手に基礎体温がはかられています。」

基礎体温は女性の体調の変化を示すバロメーターの一つです。

ショップ担当者:
「妊活とかもダイエットとかもこれ見て…基礎体温とるのが続かなかったっていう一番の原因がやっぱりめんどくさかったとか、これだったらもう着て寝るだけ。」

また会場には特別なブースも。男性の様子見せる顔を真っ赤にした男性が体験しているのは「生理痛」です。

体験者:
「まだ(レベル)中なんですけど。」

お腹に貼ったパッドから低周波を流すことで、生理の痛みを疑似体験できる装置で、痛みのレベルは「弱・中・強」の3段階です。

担当者:
「女性の平均の痛みが”強”もしくは、それ以上になります。」

生理痛を体験した男性
「お腹を握り潰されてるみたいな。お腹をずっとぎゅっとされてるような感覚」
「これはすごい。ようこんなん耐えられるね」

あまりの痛さに悶絶し顔を真っ赤にした男性も。古川拓哉市長も体験しました。

古川拓哉市長:
「おぉぉぉ膝まで来た今、うぅぅ!これは仕事にならんなぁ僕は。ならない」

新居浜市役所では若い職員の男女の比率が約50%。古川市長は「気持ちを理解してあげることが大事」と話していました。

主催者は「フェムテックを通して、女性が輝くまちづくりを新居浜から発信していきたい」としています。

生理痛を体験できる装置は企業の研修会などでも使われていて、家庭でも職場でも「痛み」を理解することは、相手を理解する一歩につながりそうです。

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3月20日 18:45
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