EBC News
EBC ライブニュース

月〜金曜日 15:45〜19:00

キャスター:
(月・火)正本 健太・曽我部 愛麗
(水〜金)内木 敦也・鈴木 瑠梨
気象予報士:
土井 麻央佳
「ぶっ殺すぞ」暴言などで休職や退職…今治消防で「パワハラ」関係者訴え 本部はハラスメント否定【愛媛】
愛媛県今治市の消防本部では3年前、部下に対するパワーハラスメント行為が複数発覚し問題になりました。ところが関係者はパワハラは今年度になってもなくならず、暴言などで精神的なダメージを受け休職や退職する職員がいると訴えています。しかし消防本部は行き過ぎの指導は認めたものの、ハラスメントを否定しています。

関係者によりますと今治市消防本部では今年度、署員が部下から書類の不備を指摘されたことに「ぶっ殺すぞ」などの暴言をはいたほか、部下が発熱などの体調不良を訴えたことに対し「使命感がない」などと叱責し、仕事を早退させない行為があったと訴えています。

消防によりますと「ぶっ殺すぞ」という暴言は事実と認め、「適切ではなかった」として、暴言をはいた署員を上司が注意したと説明しました。また体調不良の隊員に対する叱責も事実と認めた上で、どちらのケースも「ハラスメントには該当しない」と答えました。

今治市消防本部は3年前も部下への叱責や平手打ちなどのパワハラ行為があったことを認め、関係者を処分。市内の消防署に「パワハラ相談員」を設置するなど、再発防止に取り組んできました。

しかし複数の関係者によりますと、3月4日時点も人格を否定したり侮辱したりするような発言が横行。部下に対し顔を近づけて過度な説教をする行為などもあり、精神科に通院している職員や休職や退職した職員もいるとしています。

今治市消防本部は職員の休職や退職の理由が「パワハラ行為」によるものとは認識しておらず、それぞれ発言は「言い方に行き過ぎはあったかもしれないが、ハラスメントには該当しない」と説明。あくまで「指導の範ちゅう」とし、前回の処分以降は「ハラスメントは発生していない」としています。

 #愛媛県 #今治市 #消防 #パワハラ #ハラスメント #不祥事 #トラブル #休職 #退職 
3月4日 19:25
  • FNNビデオPost
  • FNNプライムオンライン

県内の最新ニュース

もっと見る
あわせて読みたい