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太宰治や正岡子規…「作品と違った一面をのぞきみ」今治で著名人の手紙など集めた企画展【愛媛】
「作品と違った親しみやすい一面をのぞき見してみませんか」。愛媛県今治市の美術館で、著名な文化人の直筆の手紙などを集めた企画展が開かれています。

企画展「あのひとのてがみのぞきみ」は河野美術館で開催。名だたる小説家などが書いた直筆の手紙など約50点が展示されています。

展示物の一つが作家・太宰治が出版社の代表に宛てた手紙。「人間失格」や「斜陽」など人の弱さやみにくさを描いた名作で知られているものの、手紙では東京の多摩川で川魚のハヤを3匹釣り、家族3人と1匹ずつ食べようと考えた何気ない楽しい日常の一コマがつづられています。

また「床の間」の写生図は俳人・正岡子規が明治35年の春に東京の自宅の寝床で描いた作品。シャクヤクの花や砥部焼など弟子などから贈られた見舞品をスケッチしています。また礼を述べたうえで「この頃は頭痛がひどい。客人が面白い話をしに来てくれれば気がまぎれるのだが」と病床のつらさをもらしています。子規はこの年の9月に亡くなりました。

河野美術館・谷川月彩学芸員:
「本人の直筆の字が見られるというところ。それからなかなか聞くことができない本人からのマル秘エピソードみたいなところが見られるところが特徴かと思います」

この企画展は5月6日まで開かれています。

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2月27日 12:14
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