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「百日咳」愛媛で早くも調査開始以来で過去最多 今年375人確認 乳児の早期ワクチン接種検討を【愛媛】
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愛媛県で子どもを中心に患いやすい「百日咳」の感染者が5月11日までの3週間で142人確認され今年に入り375人になりました。2018年に調査が始まって以来、1年間の感染者が早くも過去最多を更新しました。

「百日咳」は「百日咳菌」の感染により子どもを中心に患う病気。カゼの症状で始まり、次第に咳の回数が増えて激しくなり、乳児は重症化すると肺炎や脳炎になることもあるとされています。

愛媛県の16日の発表によりますと、「百日咳」の感染者は4月21日から5月11日までの3週間に142人を確認。保健所別で最も多いのは松山市で49人、続いて中予で39人、八幡浜で27人となり、この3つのエリアで約8割を占めています。週別の感染者は4月21日の週57人、4月28日の週53人5月5日の週32人と減少しています。

また今年に入ってからは県内で375人を確認。2018年に調査が始まって以来、最も1年間の感染者が多かったのは2019年の319人で、早くも過去最多になりました。

県は学校の集団生活などを通じた感染の広がりを防ぐため、咳が長く続く場合は早く医療機関を受診するよう呼びかけています。また生後2カ月から5種混合ワクチンの定期予防接種があり、乳児がいる家庭に早めの接種の検討を求めています。

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5月16日 18:51
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