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広島の原爆投下で“全滅” 東京で劇団「桜隊」追悼式 松山出身・丸山貞夫らに演奏で平和の祈り【愛媛】
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あの日から81年。広島に投下された原爆で命を落とした愛媛県松山市出身の俳優・丸山定夫らの慰霊祭が今年も東京で6日に営まれました。今回は愛媛出身のピアニストが追悼の演奏を捧げました。

参列者が黙とう。東京・目黒の五百羅漢寺。8月6日、今年も「移動演劇桜隊」の追悼会が営まれ、遺族や演劇関係者ら約70人が、81年前の広島への原爆投下で犠牲になった劇団員9人を偲びました。

「桜隊」は戦時中、国威発揚の国策として広島を拠点に中国地方を巡演。その隊長を務めたのが松山市出身の俳優・丸山定夫。「新劇の団十郎」とも呼ばれた名優でした。しかし8月6日に広島へ投下された原爆の被害にあい、終戦翌日の8月16日に亡くなりました。

法要のあと開かれた追悼会では、戦争を体験した世代がいなくなるなか、桜隊の最期を記した「桜隊全滅」が朗読されました。朗読したのは作者・江津萩枝のひ孫で俳優の大関愛さんです。

俳優・大関愛さん:
「人類史上初めての原子爆弾症による死であることが、医学的に立証解明された」

続いて行われたのは、「平和への祈り」が込められた“おもちゃのピアノ”の演奏。音色を奏でたのは西条市出身のトイピアニスト・畑奉枝さんです。

畑奉枝さん:
「平和ってどういうことなんだろうって改めて考え直して。本当に命を賭けてあの厳しい時代に、演劇に向かっていた方が愛媛にいたっていうことが感慨深くもあり誇りにも思ったり」

これまでにも「8月の追悼会」に参加したことがある畑さん。平和祈念会の椎名友樹さんの語りにあわせて、追悼の曲を捧げました。

語り・椎名友樹さん:
「広島の被爆体験を語り続けてきたという彼女のしわがれた声は問いかける一体誰が悪かったのか」「原子爆弾が頭上を襲った」

“眠れぬ夜にラジオから聞こえてきた老婆の語り”に、畑さんのトイピアノが重たく響きます。

語り:
「私たちはこの新しい世紀をどのように作り上げていくのか、問われているのは私たち自身だ」

会場を包む癒しの旋律。

畑さんは「平和、暮らし、もう一回家族と向き合い、それぞれの思いを大切に生きていくことを感じてもらえたらうれしい」と話していました。

戦争のない81年の「平和な日常」をこれからも。8月16日。今年も丸山定夫の81回目の命日がやってきます。

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8月13日 13:34
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