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デジタル化や紙離れ…四国中央「丸住製紙」決断 売上げ7割の新聞・印刷用紙の生産撤退へ【愛媛】
愛媛県四国中央市の大手製紙会社「丸住製紙」が、売上げの約7割を占める新聞や印刷用紙の生産事業から撤退する方針を決めたことが20日までに分かりました。

丸住製紙は1946年に設立。四国中央市に本社を置き従業員は500人。紙の製造のほか太陽光発電事業などを手掛ける大手製紙会社です。なかでも新聞用紙は2014年度には国内4位の年間31万トンを生産していたものの。近年になってデジタル化や紙離れが進み、2023年度は約17万トンまで減少しました。

丸住製紙によりますと、この状況を分析して新聞用紙や印刷用紙などの生産を停止し、撤退することを決めたとしています。新聞や印刷用紙などの生産は売上げの約7割を占めていて、事業は大幅に縮小されるとみられます。

四国中央市の篠原実市長は20日の記者会見で「できる限り従業員や関連会社に影響がないよう努力する」としています。

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2月21日 18:50
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