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「８ケース買う」西条のアムスメロン収穫ピーク　周桑の産直市は開店前に行列「午前１時過ぎから」【愛媛】

愛媛県西条市の周桑地区では初夏の味覚「アムスメロン」の収穫がピークを迎え、地元の産直市では毎日、行列ができるほどの人気に。１０日も開店前から５０人以上が列を作りました。ぜい沢スイーツも登場しています。

西条市丹原町の産直市「周ちゃん広場」では、午前７時４５分に開店する１５分程前の時点で、すでに５０人以上の長蛇の列ができています。

８０代の男性：
「（Ｑ何時から待っているか）午前１時過ぎ。８ケース（買う）。やっぱり地元の生産者が作っとるものですからね」

７０代の男性：
「親戚に１５年くらい送ってるんですよ」

目当ては周桑の初夏の風物詩「アムスメロン」。西条市の周桑地区は愛媛産のアムスメロンの約７割を出荷している特産地です。今年は寒暖差が大きかったことで成長が遅く、例年よりも５日ほど遅れて５月末から収穫が始まりました。

市内の戸田公彦さんのハウスでも、大きく育ったアムスメロンをひとつひとつ手作業で丁寧に収穫しています。

メロン農家・戸田公彦さん：
「５月の低温、温度管理とか果実の肥大とか、そういうところに苦労しました。その分、苦労した分だけおいしいメロンができました」

周桑のアムスメロンは糖度１４度以上と甘味が強く、みずみずしい果肉が特長。地元の人を中心に多くの人が毎日、行列をつくって買い求めます。

この日も４００箱以上、約１５００玉ものアムスメロンが開店してすぐ売り切れました。これほどの人気のアムスメロン。そのお味は…

田中日南子記者：
「すごくジューシーです。甘みもしっかりあって、食感も柔らかくて口の中でとろけました。おいしい。これは絶品です」

産直市に併設されたカフェでは、このアムスメロンを使ったスイーツも楽しめます。名物の豪快な「メガメロンマウンテン」は、半分にカットしたアムスメロンの上にソフトクリームと果肉を盛り付け。ムスメロンの果肉をぜい沢に使ったショートケーキは、一六本舗とＪＡ周桑がコラボしました。

このショートケーキは県内の一六本舗でも１２日から販売されます。

周桑地区のアムスメロンの収穫は６月末まで続き、約５５トンの収穫を見込んでいます。

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6月10日 18:48

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