EBC News
EBC ライブニュース

月〜金曜日 15:45〜19:00

キャスター:
(月・火)正本 健太・曽我部 愛麗
(水〜金)内木 敦也・鈴木 瑠梨
気象予報士:
土井 麻央佳
“特産のコメ知って”西予市で全中学生にコメ配布 米価高騰に関わらず生産者から23トン提供【愛媛】
EBC LiveNews
“国の備蓄米放出”など連日コメの価格高騰を取り巻くニュースが続く中、愛媛県西予市の今年度の目玉事業が注目されています。『市が市内の中学生全員に今年の新米をプレゼントする』この事業、生産者から寄せられたコメ提供の申し出は配布に必要な量の“1.4倍”に上ることがわかりました。

西予市が今年度の当初予算案の目玉として発表した、『特産品の消費拡大事業』。

市内でとれた新米を、「市内の中学生全員に1人20キロ」ずつ配布するというもので、事業費は800万円あまりです。

市の担当者によりますと、実はこの事業「食べ盛り」の中学生がいる世帯への、子育て支援や地元特産のコメの消費拡大を目指して、企画されました。しかし、実施に向け計画している間に、全国的にコメの価格がどんどん高騰し、市は一時事業が実施ができるか、不安だったそうです。

ただ関係者からは快く協力が得られ、予算成立後に市内の生産に新米の提供を募集したところ、5月いっぱいの募集期間中に「30の生産者から合計23トンあまり」の提供の申し出があったということです。市内の中学生は約800人で配布に必要な量は16トンなので、実に“1.4倍”の申し出です。

市の担当者は「地元の子供たちに、自分たちの作ったお米を食べてほしいという生産者の思いが伝わった」と感慨ひとしおで、今後「生産者と消費者の距離が縮まれば」と期待しているそうです。

市は800人の配布に必要な16トンのみ、市場価格並みで直接買い取り、約7トンの超過分は「ふるさと納税の返礼品に回したい」ということです。

秋に収穫される新米は、2025年の11月下旬に市内の中学生に、プレゼントされる予定です。

 #愛媛県 #西予市 #中学生 #米 #配布 #目玉事業 #生産者 #米提供 #1.4倍 #新米 #食べ盛り #地元 #特産 #消費拡大 
6月12日 17:29
  • FNNビデオPost
  • FNNプライムオンライン

県内の最新ニュース

もっと見る
あわせて読みたい