EBC News
EBC ライブニュース

月〜金曜日 15:45〜19:00

キャスター:
(月・火)正本 健太・曽我部 愛麗
(水〜金)内木 敦也・鈴木 瑠梨
気象予報士:
土井 麻央佳
11日明け方にかけ雷伴う激しい雨予想も…“山林火災”今治は二次災害警戒 松山で自主避難所も【愛媛】
梅雨前線が停滞している影響で愛媛県内は10日も大気の状態が不安定になり、11日未明から明け方にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降る恐れがあります。状況によっては警報級の大雨の可能性があり、松山市は午後5時から自主避難所を開設しています。気象台は土砂災害への十分な注意を呼びかけています。

気象台によりますと、梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、愛媛県内は10日も大気の状態が不安定に。各地の降り始めの8日からの雨量は10日午後4時時点、内子町137.0ミリ、西予市109.0ミリ、松山空港で84.0ミリなどを観測しました。

このうち松山市は10日朝、1時間に17ミリのやや強い雨が降り、大量の水しぶきをあげながら走る車や通勤・通学をする人たちのほか、傘をさして足早に歩く姿が見られました。

また去年の大雨で土砂崩れが発生した松山市の城山の現場では、本格的な復旧工事が進められ、午後4時時点で土砂の流出などは見られませんしかし周辺の住民からは不安の声が聞かれました。

付近の男性:
「雨が降る度に心配はありますね。避難をしなきゃいけないのかなというような気がしますね」

山林火災があった今治市の朝倉地区では、樹木が焼けたことで山の吸水力が弱まり、土砂崩れなど二次災害の恐れも。

付近の住民:
「(地元の自主防災会から)山の斜面をいつも確認して、亀裂がないかとかちょっと臭いがないかとか、そういう確認が必要っていうのを教えて頂きました」

今治市は応急対策として土のうを設置したほか、現場周辺をパトロールして斜面に以上がないかなど警戒に当たっています。

今治市役所朝倉支所・中山晃成支所長:
「水位の上昇とか山鳴りがするとか、そういう何か普段と違う事を感じたらすぐに我々今治市の方にご連絡頂きたい」

愛媛県内は11未明から明け方にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降るおそれがあります。

気象台によりますと、11日に予想される1時間あたりの降水量は、多い所で東・中・南予ともに30ミリ。11日午後6時までの24時間では東・中予で80ミリ、南予は100ミリになっています。

前線の活動が予想より活発になった場合は、警報級の大雨になる可能性があるとしていて、気象台は土砂災害への十分な注意を呼びかけています。

松山市は10日午後5時から市内39カ所で自主避難所を開設していて、土砂災害警戒区域や山際に住む人らに避難を呼びかけています。

 #愛媛県 #天気 #気象 #予報 #大雨 #梅雨 #土砂災害 #気象台 #松山市 #避難所 #降水量  
6月10日 18:46
  • FNNビデオPost
  • FNNプライムオンライン

県内の最新ニュース

もっと見る
あわせて読みたい