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愛媛の梅毒感染 今年89人確認 調査開始以来の同時期で過去最多続く 男性の約55%性風俗利用【愛媛】
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愛媛県内で今年に入り確認された梅毒の感染は6月25日時点で89人確認され、調査開始以降の同じ時期で過去最多の状況が続いています。県が状況を27日に発表しました。

梅毒は性交や口の接触などにより、梅毒トレポネーマという細菌に感染しておこる病気です。

愛媛県によりますと、県内で今年に入り確認された感染者は6月25日時点で男性64人、女性25人のあわせて89人を確認。1999年の調査開始以来、同じ時期で過去最多の状況が続いています。

県内の梅毒感染は2016年以降に急増。年間で過去最高だったのはおととしの142人で、去年も141人と高い水準が続いています。

保健所別では松山市が58人で約65%を占め、次いで西条11人、今治8人、四国中央4人、八幡浜と宇和島が3人ずつ、中予が2人になっています。

年齢別では男性で最も多いのは40代の17人、次いで20代が16人、50代が12人、30代が11人、60代が4人など。女性で最も多いのは20代で11人で半数近くを占め、次いで30代が6人、50代が4人、40代が3人です。

感染した経路では男女とも約8割が異性間との性的接触。男性のうち性風俗産業を6カ月以内に54.7%が利用していました。

梅毒は感染すると約3週間後に陰部や唇、肛門などにしこりやただれが現れることがあるほか、約4〜10週間経って全身の皮膚や粘膜に発疹ができるなどします。このあとに症状が軽くなるものの、この時期に適切な治療が受けられなかった場合は数年後に複数の臓器の障害につながることがあり、死に至ることもあるとしています。治療はペニシリンを投与するなどします。

県内の保健所では電話相談や無料の匿名検査を受け付けていて、愛媛県はコンドームを正しく使い不安がある人は検査を受けるよう呼びかけています。

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6月27日 19:43
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