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「It’s so fun!」アメリカなどの大学生が今治体感の研修旅行 狙いはインバウンド増加【愛媛】
アメリカの大学生らが愛媛県今治市の大島を27日に訪れ、造船所の見学やクルージング体験を通して、しまなみの魅力を体感しました。

今治市大島の造船所に訪れたのは、関西学院大学の学生と姉妹校の提携を結ぶアメリカ・ダラスの南メソジスト大学などの学生らあわせて約50人です。今回はサマースクールの一環で愛媛を訪れました。

愛媛にサマースクールを組み込んだのは日本航空松山支店。愛媛のファンを増やしたいと、2年前から南メソジスト大学などの学生を招いていて、今年は26日から3日間の日程で県内各地を巡っています。

2日目にまず一行が訪れたのは海事都市今治が誇る造船所。留学経験のある日本人学生が通訳しながら工場について解説。アメリカの学生がパーツを加工する作業や、船を組み立てるドックを真剣な表情で見学していました。

アメリカの男子大学生:
「船を見るのが本当に楽しかった。船を見て自分と比べてその大きさを実感できたのが面白かったです。私は背が低い方ではありませんが、船の大きさは私よりもずっと大きくてとても興味深かったです」

アメリカの女子大学生:
「船の細部まで見るのは本当に面白いです。だって、船ってただの大きな金属の塊に見えるのに細部までこだわって作られていて、とても複雑で、たくさんの人が関わっているんですから。だからこのことを絶対に覚えておきます。」

このあと学生たちは「来島海峡」の急流を間近に体験する遊覧船に乗り、青い海に多くの島が浮かぶしまなみの絶景を楽しみました。

アメリカの女子大学生:
「Good!It’s so fun!」

女子大学生:
「信じられないくらい素晴らしいです。本当に息を呑むほど美しいですし、危険な海域なのに、驚くほど滑らかです。」

昼食は海鮮バーベキュー。エビやホタテ、イカなどしまなみの海の幸を堪能しました。

日本航空松山支店は今回の体験が広がり、欧米からのインバウンドの増加を期待しています。

日本航空松山支店・甲斐弘之副支店長:
「まだまだ愛媛県は東南アジアからのお客さまが非常に多い。欧米豪からもたくさん来ていただければなと思います。若い方からいろいろ情報発信していただいて、SNSとかで。徐々に広まっていって多くの方が羽田から乗り継いで来てくれれば非常にありがたい」

3日目は松山城や道後エリアを巡るほか、砥部焼の絵付け体験なども行う予定です。

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6月27日 19:11
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