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「今年は色抜け悪い」お中元で人気の「温室ミカン」出荷 砥部の農家”原因は早すぎる梅雨明け【愛媛】
お中元で喜ばれる「温室ミカン」の出荷が愛媛県松山市などで始まっています。この一方で、今年は梅雨明けが早まり、本格的な夏の暑さになったため、色付きに変化が生じています。

砥部町の柑きつ農家・石田慎一さんの農業用ハウス。「温室ミカン」の収穫作業が7月に入ってから始まっています。しかし今年は…

石田慎一さん:
「例年ならこの時期梅雨で結構温度も低いんですけど早く高温になった。ミカンの着色がちょっと遅れて、今年は色抜けが悪い」

「温室ミカン」は朝と晩の寒暖差によってきれいなオレンジに色付きます。しかし今年は異例の速さで梅雨明けし一気に気温が上昇。夜でも気温が下がらず高温が続いているため、色付きが悪くなっているといいます。

想定外の暑さ。ハウス内の気温を少しでも下げようと3日に1回の散水など、暑さ対策を行っているものの、この暑さが今後も続けば、品種や栽培方法を変えることも考えています。

石田慎一さん:
「ハウスミカン自体はこの需要期必要とされているとは思う。つくりたい気持ちはありますですけど、この気候が続くとちょっと(続けていくのか)考えないかんのかな」

ただ品質は色づきに影響が出ているものの、糖度と酸味のバランスが良いミカンに仕上がっているということです。

石田慎一さん:
「消費者に喜ばれるようなミカンを、できるだけ提供しなくちゃいけない」

連日の暑さに農家の苦悩が続いています。

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7月8日 18:53
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