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砥部町の梅まつりを前に 寒波でつぼみは膨らむも開花には至らず「花が遅い年ほど豊作」【愛媛】
厳しい寒さをもたらした寒波は、春を告げる梅の開花にも影響を及ぼしています。20日の砥部町七折地区では梅まつりを直前に、花の開花が遅れているのが確認されました。

七折小梅で知られる砥部町の七折地区。7ヘクタールの園地には約1万6000本の梅の木があり、22日から恒例の梅まつりが始まりますが、梅の花はというと、ほぼつぼみの状態でほとんど咲いていません。

ななおれ梅組合・大内祐衣さん:
「ピンクの(蕾が)全体的に膨らんでいて、もうちょっとかな、という感じです。だいたい10日ほど遅れている。」

例年だと今の時期は5分咲きだということですが、まだ蕾の状態。寒波の影響で例年より10日ほど開花が遅れているということです。しかし、開花が遅れるといいコトもあるそうです。

ななおれ梅組合・大内祐衣さん:
「基本的に、花が遅い年ほど豊作になるっていいます。待ち遠しいです。」

2024年は暖冬の影響で開花が早まりましたが、春先の寒さに耐えられず梅の実は不作となりました。例年の1割未満となる5トンほどしか収穫できませんでした。梅は冬の間に栄養を蓄え、開花が遅いほど実がよく成長するため、今回の開花の遅れは収穫には好条件だといいます。

ななおれ梅組合・大内祐衣さん:
「蕾がいっぱいあって、蕾も固くて、暖かくなって花が咲いてくれたら、いっぱい(実が)採れるなと思いながら見てます。(今年の収穫量は)70トンくらい見越してます。」

梅の花は2月下旬から楽しめるようになり、3月上旬には見頃を迎えそうだということです。七折梅まつりは22日土曜日から3月9日まで行われます。

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2月20日 18:59
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