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岩手の山林火災8日経っても鎮火せず…松山で消防と自衛隊が“3つのポイント”で合同訓練【愛媛】
岩手県大船渡市で大規模な山林火災が発生したことを受け、愛媛県松山市で6日に消防と陸上自衛隊が山林火災を想定した合同訓練に取り組みました。

大船渡市では山林火災が2月26日に発生。3月6日朝の時点で焼失面積は市の面積の9%にあたる約2900ヘクタールに及んでいて、住宅などの建物78棟が被害に。男性1人の遺体が見つかっているほか約4500人に避難指示が出されていて、火の勢いは弱まったものの消火活動が続けられています。

松山市で行われた訓練は、消防と陸上自衛隊の隊員や消防団員の約50人が、山間部で火災が発生し燃え広がった想定で取り組みました。

訓練のポイントは3つで1つ目は「水源の確保」。山間部では消火栓から水を取ることが難しいため、可搬式のポンプを使って400メートル離れた池から水を引き、ホースを延長しながら消火活動にあたりました。

2つ目は「強風による延焼の防止」。自衛隊員が木をチェーンソーで切り、燃え移るリスクを少なくしました。

そして3つ目は「消防と自衛隊の連携」。出火元は消防が対応し、これ以外の燃え広がった場所は自衛隊員が消火にあたりました。自衛隊員が使ったのは大船渡市の現場でも使用されている「ジェットシューター」。18リットルの水が入るバックを背負い、ポンプから水を発射しました。

松山市南消防署・三原茂副署長:
「林野火災については一旦発生すると非常に急速に拡大するという特性があります。まずは火を出さないことを心がけ、火災予防に努めていただきたい」

消防によりますと、松山市では過去5年間に山林火災が12件発生。自衛隊と連携を強めて、大規模な災害が発生すれば対応したいとしています。

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3月6日 18:42
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