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新居浜で保育士ら対象の誤えん防ぐ研修会 “リンゴ”給食事故受けて 重体の子どもの父親見学【愛媛】
誤えんなどによる乳幼児の重大事故を防ごうと愛媛県新居浜市で29日、保育士らを対象にした研修会が開かれました。リンゴを食べたあと意識不明になった子どもの父親も様子を見学しました。

この研修会は新居浜市の保育園でおととし5月、田村康至くん(当時生後8カ月)が、給食で出された生のリンゴを食べた直後に意識不明の重体となった事故を受けて、愛媛県が去年11月から東・中・南予の地域ごとに開いています。

今回は東予地区の保育園や幼稚園などが対象。135施設から140人の保育士や幼稚園の教師が参加。事故にあった康至くんの父親・敦さんも姿を見せ、会場の後ろで研修の様子を見学しました。

研修会では松山東雲短期大学の岡田恵准教授らが、誤えんのリスクや離乳食を与える方法を講義。また消防職員が子どもの誤えん事故を想定した実技指導にあたり、保育士らが異物の除去などの手順を学びました。

保育士:
「色々講習を受けてきた。毎回新しい情報入れることで現場でも使えると思ったのでこういう場はありがたい」

康至くんの父・田村敦さん:
「事故が起きた時の状況を踏まえた上で、リアルに的確な解説でみなさんに訴えられたのを感じた。康至のようになる子が一人でもいなくなるのが一番の願い。みなさん子どもファーストでやっていただければ」

愛媛県は「離乳期の子どもを担当している先生だけでなく、園全体としての意識を高めてもらうきっかけにして欲しい」と話しています。

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1月29日 18:45
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