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愛媛の課題をITで解決「トライアングルエヒメ」で導入した最新システム 松山で発表会【愛媛】
愛媛県がデジタル技術で地域の課題解決を目指すプロジェクト「トライアングルエヒメ」で、今年度に導入された企業のシステムが松山市で10日に発表されました。

「トライアングルエヒメ」は、デジタル技術を県内の事業者導や自治体に導入し、地域課題の解決に取り組むプロジェクト。今年度で3年目を迎え、これまでにおよそ100件のプロジェクトが採択されています。

今年度は採択された45社が発表。約350人が集まりました。このうち東京の「ビースポーク」が作ったのは、外国人労働者の研修をサポートするシステム。メガネにカメラやマイクがついたスマートグラスで、ベテランスタッフの就労風景を1週間ほど録画すると、生成AIが多言語に翻訳された3分ほどの動画に編集。熟練スタッフの技能継承や教育コストの削減が期待できます。愛媛の造船関連の会社で使われていて、将来はほかの業種にも進出したいとしています。

鈴木瑠梨キャスター:
「こちらの少し変わった形の機械。デジタル技術で新しいミカン栽培の形になるかもしれません」

また東京の「インターネットイニシアティブ」は、フォーク状の機械を地面に挿すと土の水分量を測りデータを管理するシステムを開発。八幡浜市の真穴みかんの産地に120個のセンサーを設置しているということです。

インターネットイニシアティブ・齋藤透アグリ事業推進部長:
「特に今年はミカン難しい年で『水分が分からない』『おいしいみかんが作れない』。これによって一番いいタイミングで水やりができるようになったと言われています」

愛媛県はこの3年間の取り組みを、県内の様々な地域に広げていきたいとしています。

 #愛媛県 #IT #トライアングルエヒメ #企業 #発表会 
3月10日 19:18
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