EBC News
EBC ライブニュース

月〜金曜日 15:45〜19:00

キャスター:
(月・火)正本 健太・曽我部 愛麗
(水〜金)内木 敦也・鈴木 瑠梨
気象予報士:
土井 麻央佳
“災害時に1000人3日分”今治・伯方島の複合施設に「飲料水タンク」になる給水管を設置【愛媛】
東日本大震災のような災害時に欠かせないのが「水」。愛媛県今治市の伯方島で来年3月完成予定の複合施設に、非常時に飲料水タンクとして使用できる貯水型の給水管が設置されることになりました。

今治市伯方支所の跡地へ5日に運ばれてきたのは、タンクの様な形をした給水管。普段は飲料水を供給する給水パイプの一部として機能し、災害などで断水が起こった際はタンクとして活躍。非常用の飲料水を10トン蓄えられます。この量は大人1000人が3日間過ごすために必要な量です。

この給水管は東日本大震災をきっかけに、静岡市の防災用貯水槽製造メーカー「カナサシテクノサービス」が開発。給水管には鋼材の加工や止水性、耐圧性の高い溶接など造船の技術も活かされているといいます。

カナサシテクノサービス・武田孝之社長:
「困った時には『あっ、あそこにタンクがあるから、ここに来ればいいな』ということで、地域の防災のひとつのシンボルになればいい」

今治市しまなみ振興局・矢野圭悟局長:
「10トンですので大きな施設ではございませんけれども、やはり災害が起こった時の初期対応としては必要十分なものと考えております」

来年3月に完成する予定の複合活性化施設は、市の体育館や公民館、コンビニや宿泊施設、郵便局などが入り、伯方島の活性化とにぎわいも期待されています。

 #愛媛県 #今治市 #伯方島 #災害 #東日本大震災 #給水 #被災 #避難所 
3月6日 18:53
  • FNNビデオPost
  • FNNプライムオンライン

県内の最新ニュース

もっと見る
あわせて読みたい