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松山市の伊予鉄タクシーがEVタクシーを10台導入 カーボンニュートラルを推進【愛媛】
愛媛県松山市の伊予鉄タクシーが、カーボンニュートラルの取り組みを進めるため、電気自動車(EV)のタクシーを新たに導入し、11日から運用を始めました。

道後温泉駅前に集まった黒いクルマ。松山市の伊予鉄タクシーが11日から運用を始めた電気自動車(EV)のタクシーです。

伊予鉄タクシーは温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルの取り組みを進めるため、国と県の補助金を活用し、約4600万円をかけて10台を導入しました。このEVタクシーは8時間の充電で約400キロの走行が可能です。従来のLPガスを使用する車両と比べ、CO2の排出量を1台あたり、年間約10トン削減できる見込みです。

またモーターで走るため振動が少なく、乗り心地の向上が期待されるほか、搭載されたバッテリーで一般家庭の2日から4日分の電力をまかなうことができ、伊予鉄タクシーでは今後、災害時の活用も検討していくということです。

伊予鉄グループ・清水一郎社長:
「公共交通が厳しい中だからこそ、こういう環境投資、前向きな投資を伊予鉄グループとしてはどんどん進めていきたいと思います。松山中がEVバス、EVタクシーになるくらいカーボンニュートラル進めていきます」

伊予鉄タクシーは2027年度までに、計50台のEVタクシーの導入を目指しているということです。

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9月11日 18:53
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