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「こんなの思いつかない」西条の高校生“ご当地バーガー”地元パン店などと開発 意外なアイデアも【愛媛】
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愛媛県西条市にある高校の生徒が、実業家の堀江貴文さんが発案したパン販売店の地元の店舗などとコラボしてご当地バーガーを開発し、15日に発売されました。高校生が工夫を凝らしたハンバーガーは地元の食材を使用。「サッパリ感」を出すため意外な食材が使われています。

男子生徒:
「とても素晴らしいものができたと思います」

西条農業高校の生徒たちが完成させたのは、ボリューム満点のハンバーガー「ひうちうまいぞ菜バーガー」。食農科学科の2年生5人が、JR伊予西条駅に店舗を構えパン販売店「小麦の奴隷西条店」のほか、地元で豚肉の生産販売を手掛ける「マルノー物産」とコラボして開発しました。

開発は去年11月から毎週のように試作と検討を重ねました。使われているのは生徒が育てたサラダ菜「うまいぞ菜」、西条産のブランド豚「ひうちべっぴんポーク」を柔らかく食べられるようミルフィーユカツに。そして、先輩たちが開発した「べっぴんポークの肉みそ」を合わせました。

去年12月には学校の教職員らとの試食会があり、様々な意見が出されました。

試食した教職員:
「サラダ菜をもう少し量を増やしてもいいんじゃないかと思います」
「ピクルスを加えた方がいいかもしれないです」

生徒たちはアドバイスを参考に再び試行錯誤し、情熱を注いだハンバーガーはついに完成。欲しかった味わいは「サッパリ感」。生徒たちが考えたのは「梅干し」を使うアイデアでした。

食農生活科・岡田圭司さん:
「(豚の)ミルフィーユカツが脂っこくならないように、食農科学科の先輩たちが作った肉みそをアレンジして作った梅肉みそソースを使っています」

小麦の奴隷西条店・高橋毅オーナー:
「高校生の斬新なアイディアいい商品づくりに繋がりました。地元のみなさんに食べて頂いて、ゆくゆくは全国でも知られるようなバーガーになればいいなと思ってます」

そして3月15日に初めての販売会。訪れた市民らは試食をして味を確かめると次々と購入していました。

来店客:
「おいしーい。後から梅がすごい来る」
「ジューシーですね。お野菜たっぷりでとてもおいしいです」
「ミルフィーユにしておいしいおいしいです。すごい。こんなの思いつかないですね」

高評価の「ひうちうまいぞ菜バーガー」。生徒たちは西条市の「ふるさと納税」の返礼品になることも目指しています。

岡田圭司さん:
「見た目は平凡かも知れませんが、なかには僕たちの愛情と今までがんばってきた経緯が詰まっている。このハンバーガーが愛媛県の中で一番おいしいと言われるご当地バーガーになったらいいとい思います」

「ひうちうまいぞ菜バーガー」は「小麦の奴隷西条店」で予約販売されていて、インスタグラムで受け付けています。

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3月21日 19:33
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