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色付き改善「量的に満足」西条で特産の黒ノリ漁ピーク 要因は海水温低下「自然の甘み感じて」【愛媛】
愛媛県西条市で特産の黒ノリ漁がピークを迎えています。今年は去年より色づきがよく品質もまずまずだということです。

海から引き揚げられた養殖の網には黒ノリがびっしり。西条市沖の燧灘(ひうちなだ)は石鎚山系からの栄養が流れ込むノリの特産地として知られ、19軒の業者がノリを育てています。

今シーズンは1月11日から収穫がスタート。市内禎瑞の杉本真吾さんは14日、摘み取り専用の船を使って養殖の網を船より高く引き揚げ、下をくぐりながら20センチほどに伸びた黒ノリを収穫していました。

燧灘は海水温の上昇やノリの成長に必要な「栄養塩」などの低下が10年ほど前から続き、黒ノリの品質や収穫量の低下が心配されていたものの、今シーズンは海水温が10度程度まで下がり昨シーズンより色づきが改善。品質もまずまずで、乾燥させた重量で7トンの収穫を見込んでいるということです。

杉本真吾さん:
「今のところは色もそこそこあり量的にも満足できてます。今の時期の色があるノリは甘味もあるので、自然の甘味を感じてもらいたいですね」

西条特産の黒ノリ漁は3月半ばまで続き、4月からは青ノリ漁が始まります。

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1月16日 18:52
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