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愛媛の今年の梅毒感染 男性は過去5年最多上回るペース 半数が性風俗産業利用 コンドーム利用を【愛媛】
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愛媛県内で今年に入り確認された梅毒の感染は、4月30日時点で54人で確認されました。過去5年で男性はこの時期として最多のペースを上回り、女性も同じく最多に近い状況です。県が状況を2日に発表しました。

梅毒は膣やアナルでの性交、口の接触などにより梅毒トレポネーマという細菌に感染しておこる病気。愛媛県内の感染は1999年の調査開始以来から2015年まで、1年間に0〜8人だったもの、2016年以降に急増。過去最高だったのはおととしの142人で、去年も141人と高い水準が続いています。

愛媛県の2日に発表によりますと、今年は4月30日時点で54人の感染を確認。保健所別では松山市が34人で約6割を占め、次いで西条8人、四国中央4人、今治と八幡浜が3人ずつ、中予2人となっています。

性別では男性が40人で過去5年の同じ時期として最多を上回るペースに。幅広い年齢で見られています。女性は14人で同じく最多に近い状況。このうち20代が半数を占めています。

感染した経路では男女とも約8割が異性間との性的接触。男性のうち性風俗産業を6カ月以内に52.5%が利用していました。

梅毒は感染すると約3週間後に陰部や唇、肛門などにしこりやただれが現れることがあるほか、約4〜10週間経って全身の皮膚や粘膜に発疹ができるなどします。このあとに症状が軽くなるもののこの時期に適切な治療が受けられなかった場合は数年後に複数の臓器の障害につながることがあり、死に至ることもあるとしています。治療はペニシリンを投与するなどします。

県内の保健所は電話相談や無料の匿名検査を受け付けていて、コンドームを正しく使い、不安がある人は検査を受けるよう呼びかけています。

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5月2日 19:03
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