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国内で現存1機の愛南町の旧日本軍「紫電改」展示館リニューアルの移設の際は「補強必要」【愛媛】
愛媛県愛南町で老朽化した展示館のリニューアルに伴い、移設が検討されている旧日本軍の戦闘機「紫電改」。愛媛県は移設を前に機体の傷み具合を調べた結果を26日に公表しました。移設の際は機体の補強など対策が必要としています。

「紫電改」は太平洋戦争末期に使用された旧日本軍の戦闘機。国内に1機しか現存していないこの機体は、1978年に愛南町久良湾の海底約40メートルで発見され翌年、引きあげられ町内の展示館に展示されています。

この展示館は開設から40年が経過し老朽化したため、愛媛県は建て替えリニューアルを検討していて、機体の移設に向け去年7月に傷み具合を調査。調査は紫電改を製造した「川西航空機」を前身とする新明和工業が行い、結果が公表されました。

結果は、機体の側面などが1979年に補強され移設に耐えられる状態だったものの、補修されていない構造部分は損傷や腐食が確認され、移設時には何らかの対策が必要などとしています。

県は2026年度中に機体を移設し年度末のリニューアル完了を目指していて、今後、機体の補強や負荷がかからない移設方法を検討するとしています。

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2月27日 19:09
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