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懸命の消火活動で守られた今治の「道の駅」２６日に営業を再開「早く鎮火に向かって欲しい」　【愛媛】

消防隊員が懸命の消火活動で守り、延焼を食い止めた愛媛県今治市の道の駅が２６日営業を再開しました。

３月２３日に発生した山火事の現場近くにある道の駅「今治湯ノ浦温泉」。延焼を免れて２６日に営業を再開しました。山火事の影響で客足は少ないものの、県外から訪れた人もいます。

滋賀県からの観光客記者：
「滋賀県です。交通規制があったんで、グルグル回ってやっとここまでたどり着きました。」

一時は建物の裏手に火が迫り、道の駅の駅長は「建物が燃えてしまう」と覚悟したといいます。

道の駅「今治湯ノ浦温泉」・村上みお駅長：
「あっという間だったんです。山が真っ赤に自分の道の駅の真裏が真っ赤になった。ただ見守るだけでした。もう燃えると思ってみんな覚悟してた。」

その状況を救ったのが、かけつけた消防隊員でした。

道の駅「今治湯ノ浦温泉」・村上みお駅長：
「火が一番ひどい時に、『僕たちが絶対建物に延焼しない様に守るから』っと言って、山に登ってくださった。人海戦術で頭にライト付けて。」

隊員らの懸命な消火活動で道の駅は延焼を免れ、そのあと道の駅は消防隊の拠点として開放し、隊員らに食事を提供するなど活動を支えました。再開した道の駅には今治市内からのお客さんもいます。

今治市内からのお客さん：
「親戚の家が近くにあったので火が迫ってきて、ちょっと怖かったっていう話を聞きました。早く鎮火に向かって行って欲しいですね。」

ただ営業再開しても火が治まらない今、村上駅長はまだ心から喜べません。

村上みお駅長：
「雨が降って早く収まって、いい春休みが迎えられたらいいなってそんな心境です。ここに胸に何か詰まってるような感じです。」

一刻も早い収束が待たれます。

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3月27日 18:53

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