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J2舞台に初の伊予決戦!FC今治が雪辱果たし終盤劇的勝利 愛媛FC「同じこと繰り返しては…」【愛媛】
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明治安田J2リーグで、愛媛のプロチーム・愛媛FCとFC今治による「伊予決戦」が松山市で8日に行われ、FC今治が終盤の劇的な展開で前回の雪辱を果たしました。

J2のフィールドで愛媛FCとFC今治の愛媛勢同士が戦う「伊予決戦」。2年ぶりの対戦は、J2のフィールドでは初めて。愛媛と今治のサポーターも試合前から気合が入りました。

愛媛FCのサポーター2人組:
「きょうは勝ちにこだわって応援したいと思います。勝ち点3のみです!」

FC今治のサポーター:
「前回負けて目の前で昇格を決められているので、今回はその借りを返しに来たと思っているので、絶対に勝ちたいと思います」
「今治が勝つに決まっています。負ける姿が想像できません」

今回の決戦の舞台は愛媛FCのホーム・ニンジニアスタジアム。9352人のサポーターが駆けつけ、オレンジとブルーの大声援に染まりました。

お互いの意地とプライドがぶつかり合う伊予決戦。前回は愛媛が勝利しJ3優勝とJ2復帰を達成。今治にとっては「J2初の伊予決戦で雪辱を果たしたい」。2年ぶり5度目の負けられない一戦の行方は。

試合で先に大きなチャンスが巡ってきたのは今治。前半22分に高卒ルーキー・笹のクロスにFWウェズレイ・タンキが頭で合わせたものの、枠を捉えることはできず、先に均衡を破ったのは愛媛でした。35分、駆け上がってきたDF・福島のクロスにサイドアタッカーの甲田が右足のシュートで移籍後で初めてゴールを決め先制に成功しました。

今治はハーフタイムで倉石監督に厳しい喝を入れられて後半、息を吹き返しました。3分に近藤のクロスを加藤が頭でそらし、最後はエースのマルクス・ヴィニシウスが得意のヘディングで2試合連続ゴール。試合は1対1の振り出しに戻りました。15分は、右サイドから弓場のクロスに加藤がヘディングした決定機を、愛媛のGK辻がファインセーブ。愛媛も集中力ある守備で気迫を見せました。

愛媛は24分、左からのコーナーキックに新しいメンバーのDF・山原が渾身のヘディングで流れを変え2対1と再びリード。しかし36分、今度は今治のコーナーキックで愛媛がクリアしたボールを近藤がダイレクトでシュート。今治が再び追いつきました。

そしてJ2で初めての「伊予決戦」に終止符を打ったのが、マルクス・ヴィニシウス。終盤42分に20歳以下の日本代表・梅木のクロスを強烈なヘディングで逆転勝ち。今治が劇的な展開で3対2と前回の雪辱を果たし、劇的に今シーズンの初連勝を飾りました。愛媛はライバル相手に今シーズン初勝利にあと一歩届きませんでした。

FC今治・倉石圭二監督:
「伊予決戦でこのような素晴らしい雰囲気を作ってくれ、非常に感謝しています。あきらめずに逆転まで持って行けたことはよかった」

FC今治・マルクス・ヴィニシウス選手:
「伊予決戦でずっとゴールを決めたかった。2点決められたのもうれしいですし、この先もゴールを決められるようにがんばります」

愛媛FC・石丸清隆監督:
「伊予決戦に関して言うと結果が全てだと思う。敗戦したことは非常に責任を感じています」

愛媛FC・山原康太郎選手:
「同じこと繰り返しているのは下に沈んでしまうチームだと思う。選手はもちろん、スタッフ監督含めて全員でもう一回修正していくのが大事す」

順位は今治が勝ち点7で順位を3つ上げ6位に浮上。愛媛は開幕から4試合まだ勝利がなく18位に後退しました。

次節はFC今治が3月16日にホームでカターレ富山と対戦。愛媛FCも16日、アウェーでジェフユナイテッド千葉と対戦します。

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3月10日 19:22
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