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JR松山駅の車両基地跡は「アリーナ整備」に方向性まとまる 文化団体要望「ホール」別検討に【愛媛】
愛媛県松山市の陸の玄関・JR松山駅に隣接する車両基地跡の活用について、有識者による検討会が17日に開かれ、「アリーナ」をメインに整備する方向性がまとまりました。文化団体などから要望が出ている「ホール」は市が別途検討する考えです。

JR松山駅に隣接する車両基地跡の活用策を巡っては、松山市の野志市長が5000席程度のアリーナと100席程度の小ホールを整備する方針を示しています。この状況のなか、松山市役所では基本計画の策定に向け有識者でつくる検討会が開かれました。

会合では委員から「『アリーナ』と『ホール』の整備は分けて考えるべき」といった意見が相次ぎ、車両基地跡には「ホール」ではなく、5000席以上のアリーナを整備する方向性がまとまりました。

「ホール」は別の場所での整備や市民会館を長く使い続けることなど、別に検討するよう提案しました。この一方で市は、市民会館の建物自体は「今後10年程度使える」としながらも、内部の空調など大部分の設備は改修が必要と説明。検討会の立ち上げを含めて考えていきたいとしています。

松山市は車両基地跡でのアリーナ整備の基本計画の素案を、4月中にとりまとめる方針です。

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3月17日 18:53
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