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想像超えた8104万円寄付 国内唯一現存「紫電改」クラファン終了 最終1週間で3400万円【愛媛】
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国内で唯一現存する旧日本軍の戦闘機「紫電改」。この機体を展示する愛媛県愛南町の施設をリニューアルのため、県が7月1日から約2か月間行っていたクラウドファンディングの受け付けが終了し、寄付が目標を大きく上回る8104万円に達したことが9日に発表されました。最終の1週間で3400万円も集まっています。

旧日本軍の戦闘機「紫電改」は、愛南町の久良湾で1979年に引き揚げられた国内で唯一現存する機体。国内で13例目の「重要航空遺産」に7月25日に認定されています。

愛媛県は展示館の老朽化に伴うリニューアルのため、ふるさと納税型のクラウドファンディングを7月1日から始め、第1段階の目標の1000万円をわずか3日間で達成。次の目標額だった3800万円は8月10日、3段階目の目標の5700万円を8月29日に達成し、1週間後の最終日の5日深夜までにさらに3400万円も集まり、あわせて8104万円が寄せられました。

寄付に応じた人数は9日時点で3109人。正確な寄付額や人数は12日に確定するとしています。

中村知事は「『紫電改』の保存と次世代への継承を願う気持ちは想像を超えた。これほど大きな気持ちを頂き感謝する」と話しています。

集まった寄付は機体の補強や移設のほか、機体の技術資料や関係者の証言などの資料や記録を、デジタル化する作業に充てられることになっています。

「紫電改」の展示館の来館者は、クラウドファンディングが始まった7月と8月で約1万500人になり、前の年の同じ時期の1.9倍になっているということです。

この展示館は2026年度にリニューアルが完成する予定です。

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9月10日 18:59
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