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南海トラフ地震と大雨が同時に発生したら…愛媛県が宇和島市で総合防災訓練 6300人意識高める【愛媛】
南海トラフ地震と大雨が同時に起きる「複合災害」を想定し、愛媛県などが宇和島市で7日に6000人規模の県総合防災訓練を行いました。

中村知事:
「群馬県から先遣隊の派遣をお願いしたいと考えておりますが、いかがでしょうか」

テレビ会議の相手は、南海トラフ地震の支援で愛媛県のパートナーになっている群馬県の山本一太知事です。

今回の県総合防災訓練は、大雨の中で南海トラフ地震が同時に起きる想定で、南予の市と町や自衛隊など104の機関から約6300人が取り組みました。

宇和島港では津波で人が沖合に流された事態に備え、海上保安部がヘリを出動しロープを使った救出作業の手順を確認。また被災地と結ぶ道路が寸断された場合を想定し、県と宇和島市の職員が大型ドローンを操縦して水や薬を運ぶなどし、参加した機関は連携の強化を図りました。

また愛媛県は医薬品を運ぶ車「モバイルファーマシー」を去年導入。今回の訓練では避難者に対し、医薬品の渡して服薬を指導するデモンストレーションも行われました。この車は最大500種類の医薬品が積載でき、災害の際に被災者へ必要な薬を受け取れるようになっています。

愛媛県は近い将来に起きる南海トラフ地震の独自想定を見直していて一部を公表。人的・建造物の被害など全体的な結果を今年度中に公表する予定です。

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9月7日 18:06
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