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伊予銀行が今治造船で「インターンシップ」大学生が見学 狙いは“地場産業を知ろう”【愛媛】
国内造船最大手で愛媛県今治市に本社がある今治造船で10日、大学生が工場などを見学しました。この大学生たちは松山市に本社を置く伊予銀行のインターンシップ生。愛媛の産業に理解を深めてもらうのが狙いです。

今治造船の担当者:
「こちら今治工場で建造している船舶の最大船艇になります。全長が199.9メートル」

国内造船最大手の今治造船のドックを見学している大学生たちは、伊予銀行が5日間の日程で行っているインターンシップ生。見学は採用活動の一環です。

実は伊予銀行は海事産業へ融資する“シップファイナンス”に力を入れていて、国内トップクラス。地域の金融機関と地場産業との関わりについて学んでもらおうと、今回、今治造船を訪れました。

学生たちは船を建造する工程などの説明を聞きながら現場を見て回りました。

訪れた大学生:
「ビジネスモデルとして今後、どういう風に銀行としてお付き合いをさせていただくかについて見学をさせていただいたので、すごく新しい視点を得ました」

いよぎん地域経済研究センターによりますと、昨年度に愛媛県内の企業に就職した愛媛大学と松山大学の学生は43.4%。この2つの大学の学生を対象にしたアンケートでは、48.1%が県内の企業を「よく知らない」「知らない」と回答しています。

伊予銀行は業界の垣根を越えてコラボしたインターンを通して、銀行の業務だけでなく県内の産業についても理解を深めてもらい、優秀な人材の確保に生かしたいとしています。

 #愛媛県 #今治市 #松山市 #銀行 #造船 #企業 #インターンシップ 
9月10日 18:41
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