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紅が濃いのが美味 下がゴツゴツしていると糖度高め 高級かんきつ「紅まどんな」松山市で初出荷【愛媛】
この日を待ちわびていた人も多いのではないでしょうか。愛媛オリジナルの高級かんきつ・紅まどんなの出荷作業がスタートしました。気になる今年の出来は?

ゼリーのような食感の果肉で、お歳暮の贈答用としても人気の「紅まどんな」。県が品種を開発したオリジナルのかんきつで、愛媛県内だけで栽培されています。

このうち県内の7割以上を生産しているJAえひめ中央では、13日から出荷作業がスタート。松山市の堀江選果場ではJAの職員らが色や大きさを選別。続いてセンサーを使って、糖度10.5度以上で酸度1.2%未満か、小さなキズがないかなどをチェックし、厳しい基準を満たしたものだけが「紅まどんな」として、丁寧に箱詰めされていきました。

内木敦也キャスター:
「では今年もシーズンを迎えた『紅まどんな』いただきます。やっぱり甘い。プルンとした食感、そしてこのみずみずしさ、今年もおいしいです」

JAえひめ中央営農部果樹課・伊藤聡課長:
「単価が高い品物になりますので、基本的には贈答用と。また自分への日ごろのご褒美、こういうことに使っていただいたら非常にうれしいです」

JAえひめ中央は今年度、去年より7%多い2417トンの出荷を見込んでいます。

一方松山市北条地区の丸山泰司さんの園地では、200本ほどの紅まどんなが出荷を待っています。

かんきつ農家・丸山泰司さん:
「これがうちの紅まどんなの園地です」

小川日南アナウンサー:
「かなりオレンジ色のかんきつがなっていますが」

丸山泰司さん:
「よくこのあたりは太ってます」
(Q.今年の出来は?)
「秋がずっと暑かったので色づきが少し遅れてはいるんですが、去年並みにはなってきたかなと思います」

今年は10月ごろまで続いた暑さの影響に悩まされたと話す丸山さん。

丸山泰司さん:
「温度管理と灌水、なかなかいつも通りのやり方が、全く通用しないような年になって、なかなか対応が難しい環境になっていますね。8月9月は25度以上が続いたのでやっぱり木の動き(成長)が鈍っていましたね」

暑さで色づきが遅れているため、丸山さんの園地では出荷を去年より1週間ほど遅らせますが、味や品質に影響はなく、糖度の高い紅まどんなに仕上がっているということです。

丸山泰司さん:
(Q.おいしい紅まどんなの見分け方は?)
「紅が濃いのがおいしい。下がちょっとだけゴツゴツしているようなやつが糖度がのっている。紅まどんなはおいしいって『紅まどんなじゃないといかん』って、言ってもらえるようになりたいですね」

待望の「紅まどんな」は15日から太陽市などで店頭に並び、2Lサイズ12玉入りが税込7000円で販売されます。

 #愛媛県 #松山市 #紅まどんな #出荷 #園地 #環境 #太陽市 
11月13日 18:30
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