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クリスマス控えた愛媛の洋菓子店も苦悩 鳥インフル影響続く卵価格など高騰 エッグショック再来か【愛媛】
卵の価格が全国的に高騰しています。JA全農たまごによりますと、愛媛とほぼ同じ相場の大阪で26日時点、Mサイズ1キロ当たりが350円。去年の初め頃は200円を割り込んでいて、今年は「エッグショック再来か」とも言われています。理由はこれまでに全国で相次いでいる鳥インフルエンザの発生や、飼料などの高騰とされています。クリスマスを控え、愛媛県内の事業者は頭を悩ませる事態となっています。

松山市高砂町にある「patissrie Chou Chou」。夫婦で営むアットホームな洋菓子店で、焼き菓子やケーキがずらりと並びます。この店では11月からクリスマスケーキの予約受付を始めていて、卵などの材料費高騰の影響を受けているといいます。

patissrie Chou Chou・高田雅史オーナー:
「もうみたことない相場ですよね、今までにない値段帯。ベースの値段が去年より上がってしまっているので、1キロで300円というのが続いているのが、400円超えてきたみたい」

卵の価格高騰で仕入れ値は、去年と比べて4割〜5割ほど上昇。やむを得ず去年に続いてクリスマスケーキの値上げを決めました。

高田雅史オーナー:
「結構値上げも我慢してたんですけど、やっぱり上げさせてもらったり、今年はそんなに上げないでおこうという努力の中で、微増だけさせてもらった」

多い時で1日に約160個使うこともあるという卵。ロールケーキやプリン、シュークリームなど洋菓子には欠かせません。加えて、卵以外の乳製品やフルーツなど、ほとんどの原材料の価格が上がっていて、高田オーナーは「ここ何年かは結構きつい」とこぼします。

厳しい状況の中で迎えるクリスマスシーズン。この店では予約を早めに受け付けるほか、販売数や材料の管理を徹底するなど、材料をムダなく使う工夫をしています。

高田雅史さん:
「(価格が上がって)買いづらいというのはつらいと思う。年1回のことですし楽しく過ごせるアイテムですので、楽しんで喜んでいただいて家庭の中のその一部分に携われたら良い」

「お客さんに喜んでもらいたい」。物価高騰の波が避けられないなか、店の試行錯誤が続いています。

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11月26日 18:30
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