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子供の間で夏カゼ流行 専門医は「受診者が1.5倍から2倍に」【愛媛】
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県内で今、子供の夏カゼが急増しています。患者の対応にあたる小児科の現場を取材しました。松山市内の小児科の病院では20日、開院から次々と親子連れが訪れ、時には40分以上の待ち時間も出ていました。

徳丸小児科 河本敦院長:
「4月、5月と比べてコロナが5類になってから、受診者が1.5倍〜2倍くらいは増えているという印象。インフルエンザだったりとかRSウイルス、溶連菌とかヘルパンギーナ、いろんなものが増えてきたなという印象です」

1歳の子どもを連れた保護者:
「咳、鼻水が2〜3日前からで、きょうの朝、発疹がちょっと気になったんで、やっぱりカゼじゃないかなと言われました」

小学生の女子児童:
「3人、2人くらいがクラスで時々休んでる」

県内で急増している子供の感染症。特に夏カゼのヘルパンギーナが急拡大しています。県が発表した感染症情報によると、ヘルパンギーナは先月から流行りはじめ、6月11日までの1週間で小児科1定点あたりの患者は3.73人から6.14人に急増。

患者は例年7月にピークになりますが、今年は現時点ですでにコロナ禍前の2019年のピークを超え、感染が拡大しています。

また、発熱やせき、鼻水などの症状が現れるRSウイルス感染症も患者が増加。ヘルパンギーナとともに、特に1〜3歳までの乳幼児の感染が多い傾向にあるということです。なぜ感染が拡大しているのでしょうか。

徳丸小児科 河本敦院長:
「集団保育、集団生活が活発になってきたのと、世間の人の交流や移動が多くなったのが一番大きい原因かなと思います。ここ3年で、子供たちが暴露されていなかった感染症に、初めて接する機会が子供たちに出てきていると思います。そのあたりの免疫の関係はあるのかなと思いますね」

県は定期的な換気やこまめな手洗いなど、基本的な感染対策を日常的に続けるよう呼びかけています。
6月20日 19:00
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