「聞ける俳句」は、
テレビ愛媛の夕方のニュースで
これまでに紹介された俳句を
『見て』『聞いて』
楽しんでいただけます。

監修:池内恵吾、神野紗希

  • 恙無く老いて ひとりの冷奴

    今日の俳句

    2020.07.03 放送

    作者:林佑子

    冷やした豆腐を一口大に切り、花鰹、葱、おろし生姜などの薬味と生醬油で食べるのが「冷奴」。手軽で庶民的な夏向きのおかずで、酒の肴にも喜ばれます。昔、奴さんといわれた仲間が四角い紋をつけていたことに由来するそうです。涼しい夕風の中、冷奴を肴に一杯。夏の至福のひとときです。作者は、間もなく90歳を迎えられる方です。

    (監修:池内)

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  • 水面にも 駿馬のごとき水馬

    今日の俳句

    2020.07.02 放送

    作者:島村正

    半翅目アメンボ科の昆虫で体長は2センチほど。長い脚で水の上をすいすいと滑走するのが「水馬」です。意外にも肉食性で、水面に落ちた昆虫を捕らえて体液を吸います。飴のような匂いがするのが「あめんぼ」という名の由来です。水の表面張力を利用して水面上を自由自在に移動する水馬を、文字通り水の上の馬と見做した一句です。

    (監修:池内)

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  • 袖まくり 見得切る子ども 初浴衣

    今日の俳句

    2020.07.01 放送

    作者:鈴木康久

    「浴衣」は入浴のときに素肌に着る「湯帷子」の略語です。もとは入浴用だったものが、湯上りに着られるようになり、やがて真夏のふだん着や、ちょっとしたお出掛け用にも使われるようになりました。「初浴衣」ですから、この子はこの夏初めて浴衣を着たのでしょう。涼しげな浴衣を袖まくりして、嬉しそうにポーズを決めています。

    (監修:池内)

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  • 掻き氷 客喜ばす 天こ盛り

    今日の俳句

    2020.06.30 放送

    作者:山下美典

    氷を削って雪のような状態にしたものに、シロップをかけた「掻き氷」は、最も庶民的な夏の飲み物です。昔は鉋を使って手で削っていましたが、今は器械で細かく削り、お客さんの注文に応じてイチゴ、レモン、メロン、ミルク金時などのシロップをかけます。「氷」の小旗を吊した店先の縁台で、天こ盛りの掻き氷に喉をうるおすのも、暑い夏ならではの楽しみです。

    (監修:池内)

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  • 藻の花の まはりの水の 窪みたる

    今日の俳句

    2020.06.29 放送

    作者:坂本宮尾

    藻には淡水藻と海藻がありますが、花をつけるのは湖や沼などに生える淡水藻です。俳句に「藻の花」として詠まれるのは金魚藻、松藻、梅花藻などの花。春、水底から細い茎が伸びはじめ、夏には水面に姿を現して葉の間に淡い色のやさしげな花をつけます。水面に浮かんだ藻の花には、いかにも夏らしい涼しさが感じられます。

    (監修:池内)

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応募フォーム、メールアドレス、ハガキの中からご応募ください。メールアドレス、ハガキでのご応募は、お題を含む俳句(ふりがな)・氏名(ふりがな)・住所・電話番号・メールアドレスを記載してお送りください。一人何句でも応募可能です。選ばれた俳句は、EBC Live News「きょうの俳句」のコーナーで紹介させていただきます。
(採用された方には放送日を事前に連絡し、記念品を贈らせていただきます)
※俳句の募集は、毎月第2月曜日、午後6時から開始します。

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〒790-8537 テレビ愛媛「きょうの俳句」係

監修の先生のご紹介

  • 池内恵吾

    池内恵吾(いけうちけいご)

    伊予郡松前町出身。松山南高校卒業。早稲田大学卒業 1959年フジテレビに入社。「小川 宏ショー」「3時のあなた」プロデューサーを経てフジテレビ退社後1984年愛媛放送(株)(現(株)テレビ愛媛)に入社。報道制作局長、取締役を歴任。1985年〜夕方ニュース「きょうの俳句」の放送原稿を担当。
    俳人協会 会員

  • 神野紗希

    神野紗希(こうのさき)

    松山市出身。松山東高時代に「俳句甲子園」で優勝。お茶の水女子大学卒業。東京を拠点に俳人として活躍し、NHK「俳句王国」司会「俳句さく咲く!」選者も担当。2015年から現代俳句協会の青年部長を務める。明治大学・玉川大学・聖心女子大学講師。句集に『星の地図』『光まみれの蜂』、著書に『日めくり子規・漱石』など。

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