「聞ける俳句」は、
テレビ愛媛の夕方のニュースで
これまでに紹介された俳句を
『見て』『聞いて』
楽しんでいただけます。

監修:神野紗希、谷さやん

  • 小満の みるみる涙 湧く子かな

    今日の俳句

    2022.05.20 放送

    作者:山西雅子

    一年を二十四の季節に分けた二十四節気、明日から小満です。万物が成長し、命が満ちあふれてゆく時期とされています。何がきっかけだったのか、子どもの目からみるみる涙が湧いて、大粒になってこぼれました。子どもがもつ感情のゆたかさや、涙のみずみずしさが、小満という季節のフレッシュな勢いと呼応しています。

    (監修:神野)

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  • 坊つちやんスタジアム 麦秋の只中に

    今日の俳句

    2022.05.19 放送

    作者:杉原祐之

    松山中央公園内にある野球場は、松山を舞台にした夏目漱石の小説にちなみ「坊っちゃんスタジアム」と名づけられています。その周辺には麦畑が多く、初夏には熟れた麦の穂が、一面黄金色に輝きます。麦秋とは、麦にとっての実りの季節、つまりこの初夏の時期を指します。麦の穂を吹き渡るさわやかな風の中に、スタジアムもきらきらと輝きます。

    (監修:神野)

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  • 雨太く 楝の花に 吹き込める

    今日の俳句

    2022.05.18 放送

    作者:森賀まり

    楝は、五月から六月に、淡い紫の小花を咲かせる木です。夏になり、雨の降り方もたくましくなってきました。楝の花が房をなして咲くところへ、雨が太く力強く降りこみます。夏の自然をまのあたりにした臨場感が、ゆたかに刻まれました。作者は愛媛県出身。最新句集『しみづあたたかをふくむ』収録の一句です。

    (監修:神野)

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  • 平日の 涼しさに恋 はじまりぬ

    今日の俳句

    2022.05.17 放送

    作者:津高里永子

    涼しい季節といえば秋の印象が強いですが、実は「涼し」は夏の季語です。暑さの中だからこそ、涼しさも、いっそう心地よく尊く感じます。この句は涼しさの感覚を、平日の淡々とした気分と重ねました。特別な週末ではなく、何でもない平日に、ふと感じた心地よさから、恋を意識したのでしょう。熱い恋に疲れた大人の、涼しい恋の始まりです。

    (監修:神野)

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  • 天上は 皆息災か 田水張る

    今日の俳句

    2022.05.16 放送

    作者:竹本俊夫

    まだ土の状態の田んぼに水を引き入れる作業を「田水張る」といいます。田植えの準備をしながら、ふと、天に召された家族や友人を思い出しました。今も天上で元気にしているだろうかと、空を仰ぎ心を寄せます。代々引き継いできた田んぼに、今年も苗を植えます。亡き人とともにこれからを生きる姿勢に、過去のぬくもり、未来の光を感じます。

    (監修:神野)

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テレビ愛媛ではみなさまから
俳句を募集しています!

6月のお題は
「ハンカチ」 です

応募フォーム、メールアドレス、ハガキの中からご応募ください。メールアドレス、ハガキでのご応募は、お題を含む俳句(ふりがな)・氏名(ふりがな)・住所・電話番号・メールアドレスを記載してお送りください。一人何句でも応募可能です。選ばれた俳句は、EBC Live News「きょうの俳句」コーナーでの放送のほか、テレビ愛媛のホームページ等で紹介します。作者の氏名(ペンネームの場合はペンネーム)、お住いの市町名(ジュニアの場合は学校名)も紹介されます。
(採用された方には放送日を事前に連絡し、記念品を贈らせていただきます。)
※俳句の募集は、毎月第2月曜日、午後6時から開始します。

応募規約

・応募作品は未発表で、ご自身の作品(著作権がご自身にある作品)に限ります。
・他人の作品に著しく類似、または他人の作品の盗用など、第三者の権利を侵害する可能性があると判断した場合は、応募の対象外とします。
・テレビ愛媛は応募作品による権利の侵害等に対し、一切の責任を負いません。

個人情報の取り扱いについて

頂いた個人情報は、優秀句に選ばれた方への事前連絡並びに記念品をお送りする際にのみ使用させて頂きます。

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〒790-8537 テレビ愛媛「きょうの俳句」係

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監修の先生のご紹介

  • 池内恵吾

    神野紗希(こうのさき)

    松山市出身。松山東高時代に「俳句甲子園」で優勝。お茶の水女子大学卒業。東京を拠点に俳人として活躍し、NHK「俳句王国」司会も担当。『日めくり子規・漱石』にて第34回愛媛出版文化賞大賞。第11回桂信子賞。現代俳句協会副幹事長。聖心女子大学・立教大学講師。2022年春から愛媛・伊予観光大使。句集に『すみれそよぐ』他。

  • 神野紗希

    谷さやん(たにさやん)

    松山市生まれ。西条市丹原町で育つ。松山大学卒業。1996年作句開始。句集『逢ひに行く』で宗左近俳句大賞受賞。『芝不器男への旅』、『不器男百句』(坪内稔典/谷さやん共著)、俳句とエッセイ『空にねる』。「船団」(2018年散在)を経て、現在「窓と窓」常連。愛媛新聞カルチャー教室「さやんの楽しむ俳句」、「みんなで子規を読む」講師。

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