「聞ける俳句」は、
テレビ愛媛の夕方のニュースで
これまでに紹介された俳句を
『見て』『聞いて』
楽しんでいただけます。

監修:神野紗希、谷さやん

  • 保健室に ひらく教科書 木の芽晴

    今日の俳句

    2026.02.17 放送

    作者:中村 彰正(久万高原)

    保健室登校の一場面でしょう。教室に行けない事情があっても、保健室に登校して、そこで勉強をする子がいます。しずかに頑張る前向きな姿勢に、エールを送るように、木々は芽吹き、空も青く晴れわたっています。たしかに春が来るように、未来はやわらかく待っています。

    (監修:神野)

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  • 野の石に 還りし仏 木の芽雨

    今日の俳句

    2026.02.16 放送

    作者:小林土璃(神奈川)

    石に彫られた仏さまが、長い年月、雨風にさらされてきました。もとは道ばたや集落の一角に祀られていた野仏でしょう。いつしか輪郭もぼやけ、仏であることも忘れられ、野原の石に還ります。木の芽雨とは、芽吹きのころに降る雨のことです。古い祈りを抱いた野の石に、新たな春が巡ってきます。

    (監修:神野)

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  • 押してみて 木の芽に凹む 指の腹

    今日の俳句

    2026.02.13 放送

    作者:樫の木(大分)

    木の芽を見つけたので、嬉しくなって、触ってみました。案外硬いので、少し力を入れてみると、指の腹のほうがやわらかく凹みます。ほんのそれだけのことですが、小さな発見に、命の本質が感じ取れたのでしょう。ふと触れた指の感覚を通して、木の芽に秘められた命の凝縮度を知る一瞬です。

    (監修:神野)

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  • 木の芽いま 仰け反ることを 覚えた子

    今日の俳句

    2026.02.12 放送

    作者:柿司 十六(京都)

    はじめは横たわるだけだった赤ちゃんも、日々ぐんぐんと成長します。首もすわったころでしょうか。あるとき抱っこしていたら、ぐぐっと仰け反りました。赤ちゃんの視界には、その瞬間、尖りはじめた木の芽が見えたでしょうか。小さな体に秘められたパワーに驚き、胸打たれます。

    (監修:神野)

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  • 宿坊や 読経薪割り 木の芽風

    今日の俳句

    2026.02.11 放送

    作者:岡野昇(宇和島)

    宿坊は、寺社に併設された宿泊施設です。今では一般の人も泊まれるところが増え、お寺や神社の日常を体験することができます。宿坊に泊まり、お経を読み、薪を割ります。そんな体験のひとつのように、木の芽風も吹いてきました。感覚が研ぎ澄まされ、季節にも敏感になった気分が、リズムよく伝わります。

    (監修:神野)

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テレビ愛媛ではみなさまから
俳句を募集しています!

3月のお題は
「石鹸玉」 です
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メールアドレスからの応募: 応募先メールアドレス

ハガキからの応募:〒790-8537
テレビ愛媛「きょうの俳句」係

応募フォーム、メールアドレス、ハガキの中からご応募ください。メールアドレス、ハガキでのご応募は、お題を含む俳句(ふりがな)・氏名(ふりがな)・学校名(ジュニアの場合)・住所・電話番号・メールアドレスを記載してお送りください。一人何句でも応募可能です。選ばれた俳句は、EBC ライブニュース「きょうの俳句」コーナーでの放送のほか、テレビ愛媛のホームページ等で紹介します。作者の氏名(ペンネームの場合はペンネーム)、お住いの市町名(ジュニアの場合は学校名)も紹介されます。
(採用された方には放送日を事前に連絡し、記念品を贈らせていただきます。)
※俳句の募集は、毎月第2月曜日、午後6時から開始します。

応募規約

・応募作品は未発表で、ご自身の作品(著作権がご自身にある作品)に限ります。
・他人の作品に著しく類似、または他人の作品の盗用など、第三者の権利を侵害する可能性があると判断した場合は、応募の対象外とします。
・テレビ愛媛は応募作品による権利の侵害等に対し、一切の責任を負いません。

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監修の先生のご紹介

  • 池内恵吾

    神野紗希(こうのさき)

    松山市出身。松山東高時代に「俳句甲子園」で優勝。お茶の水女子大学卒業。東京を拠点に俳人として活躍し、NHK「俳句王国」司会も担当。『日めくり子規・漱石』にて第34回愛媛出版文化賞大賞。第11回桂信子賞。現代俳句協会副幹事長。聖心女子大学・立教大学講師。2022年春から愛媛・伊予観光大使。句集に『すみれそよぐ』他。

  • 神野紗希

    谷さやん(たにさやん)

    松山市生まれ。西条市丹原町で育つ。松山大学卒業。1996年作句開始。句集『逢ひに行く』で宗左近俳句大賞受賞。『芝不器男への旅』、『不器男百句』(坪内稔典/谷さやん共著)、俳句とエッセイ『空にねる』。「船団」(2018年散在)を経て、現在「窓の会」常連。愛媛新聞カルチャー教室「さやんの楽しむ俳句」、「みんなで子規を読む」講師。

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