「聞ける俳句」は、
テレビ愛媛の夕方のニュースで
これまでに紹介された俳句を
『見て』『聞いて』
楽しんでいただけます。

監修:神野紗希、谷さやん

  • 青田また 青田のつづく 先に湖

    今日の俳句

    2024.06.17 放送

    作者:紗羅ささら(オーストラリア)

    一面の青田のその先に、さらに湖の広がる大きな風景を詠みました。「青田」を二回重ねることで、いきいきと景色が広がり、青田の中を進んでゆく臨場感も生まれます。雨の季節、青田に満ちる水の匂いが湖へひらけるとき、世界はゆたかに水の気配で満たされます。

    (監修:神野)

    音声で俳句を聞く/止める
  • 引きこもる 子の部屋に吹け 青田風

    今日の俳句

    2024.06.14 放送

    作者:海老原順子(茨城)

    ストレスが蔓延する現代の社会の中では、ふとしたきっかけで、つながりから心を閉ざしてしまうこともあります。今は引きこもっている子どものもとへ、青田風よ、力強く吹いてくれないか。部屋の外に目を向けて、世界は案外自由なのだと気づいてくれたら。青田のすこやかな広がりに、祈りを託します。

    (監修:神野)

    音声で俳句を聞く/止める
  • 原爆の 死没者名簿 青田凪

    今日の俳句

    2024.06.13 放送

    作者:山内貞市(松山)

    原子爆弾の被害で亡くなられた方のお名前を記したのが「原爆死没者名簿」です。八月の平和祈念式典に奉納するため、今年も記帳が始まりました。青田を渡る風がやんだとき、目の前の平和な風景が、今のものなのか過去の記憶なのか、ふと分からなくなります。失われた命を悼み、平和への思いを新たにします。

    (監修:神野)

    音声で俳句を聞く/止める
  • 青田より 戻りし父の 足に蛭

    今日の俳句

    2024.06.12 放送

    作者:たわらご 小島里世(西予)

    田んぼにはさまざまな生きものがいます。その中でも、人間の血を吸う蛭は、あまり歓迎されません。青田で農作業を終えて戻ってきた父の足を見ると、蛭がはりついていました。ぎょっと驚く場面ですが、田んぼとともに生きる暮らしのリアルが、なまなましく切り取られました。迫力の一句です。

    (監修:神野)

    音声で俳句を聞く/止める
  • 塩むすびぴかぴか 青田波さやか

    今日の俳句

    2024.06.11 放送

    作者:夏雨ちや(熊本)

    青田を風が吹き渡ると、稲の穂が水面のように波打ちます。これが「青田波」です。田んぼで農作業をして、持参したおむすびを食べているのでしょう。おいしく炊けたお米のつやも、青田の生む波の心地よさも、日常をしずかに輝かせます。「ぴかぴか」という言葉に、眩しくなり始めた夏の光が弾けます。

    (監修:神野)

    音声で俳句を聞く/止める

テレビ愛媛ではみなさまから
俳句を募集しています!

7月のお題は
「風鈴」 です

応募フォーム、メールアドレス、ハガキの中からご応募ください。メールアドレス、ハガキでのご応募は、お題を含む俳句(ふりがな)・氏名(ふりがな)・住所・電話番号・メールアドレスを記載してお送りください。一人何句でも応募可能です。選ばれた俳句は、EBC Live News「きょうの俳句」コーナーでの放送のほか、テレビ愛媛のホームページ等で紹介します。作者の氏名(ペンネームの場合はペンネーム)、お住いの市町名(ジュニアの場合は学校名)も紹介されます。
(採用された方には放送日を事前に連絡し、記念品を贈らせていただきます。)
※俳句の募集は、毎月第2月曜日、午後6時から開始します。

応募規約

・応募作品は未発表で、ご自身の作品(著作権がご自身にある作品)に限ります。
・他人の作品に著しく類似、または他人の作品の盗用など、第三者の権利を侵害する可能性があると判断した場合は、応募の対象外とします。
・テレビ愛媛は応募作品による権利の侵害等に対し、一切の責任を負いません。

個人情報の取り扱いについて

頂いた個人情報は、優秀句に選ばれた方への事前連絡並びに記念品をお送りする際にのみ使用させて頂きます。

俳句の応募はこちら

メールアドレスからの応募: 応募先メールアドレス

ハガキからの応募:
〒790-8537 テレビ愛媛「きょうの俳句」係

ここから「すべての俳句を聞く」が再生されます。

すべての俳句を聞く
掲載されている句がランダムで再生されます
すべて聞く/止める

最新の俳句

バックナンバー

監修の先生のご紹介

  • 池内恵吾

    神野紗希(こうのさき)

    松山市出身。松山東高時代に「俳句甲子園」で優勝。お茶の水女子大学卒業。東京を拠点に俳人として活躍し、NHK「俳句王国」司会も担当。『日めくり子規・漱石』にて第34回愛媛出版文化賞大賞。第11回桂信子賞。現代俳句協会副幹事長。聖心女子大学・立教大学講師。2022年春から愛媛・伊予観光大使。句集に『すみれそよぐ』他。

  • 神野紗希

    谷さやん(たにさやん)

    松山市生まれ。西条市丹原町で育つ。松山大学卒業。1996年作句開始。句集『逢ひに行く』で宗左近俳句大賞受賞。『芝不器男への旅』、『不器男百句』(坪内稔典/谷さやん共著)、俳句とエッセイ『空にねる』。「船団」(2018年散在)を経て、現在「窓の会」常連。愛媛新聞カルチャー教室「さやんの楽しむ俳句」、「みんなで子規を読む」講師。

pagetop