テレビ愛媛の夕方ニュースで1985年から放送している「きょうの俳句」の取り組みが、2020年日本民間放送連盟賞特別表彰部門「放送と公共性」の優秀に選ばれました。長年「きょうの俳句」の活動を支えていただいた視聴者、関係者の皆様に心より感謝するとともに、今後も放送等を通じて郷土の俳句文化の発展に尽くしてまいります。
【 受 賞 】
受 賞 | 2020年日本民間放送連盟賞 特別表彰部門 「放送と公共性」 優秀 ※詳細は民放連HP参照(全国で最優秀1事績、優秀4事績が受賞) |
受賞事績 | 35年にわたる「きょうの俳句」放送での俳句文化発展への貢献 |
審 査 | 書類審査、WEB質疑による最終審査を経て、民放連理事会(9/17)で正式決定 |
表 彰 | 11月10日に表彰式 |
【 これまでの取り組み 】
年 月 | 内 容 |
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1985年 10月〜 |
毎日の夕方ニュースの締めくくりコーナーで「きょうの俳句」放送開始 |
1994年 | 郷土の俳句をまとめた「えひめ俳句365日」を創刊 |
2014年 | 松山市から「俳句文化の発展に貢献した」として感謝状をいただく |
2017年 | テレビ愛媛ホームページにアナウンサー朗読による「聞ける俳句」サイト開設 |
2018年 | 一般からの俳句募集開始。毎月優秀5句を「きょうの俳句」で放送。 |
2020年 8月〜 |
テレビ愛媛公式YouTubeで「きょうの俳句」を配信 |
【 きょうの俳句 】
松山の俳句文化の発展と、ニュースの締めくくりに安らぎと豊かさを感じていただくことを目的に、1985年10月にスタートしたコーナー。土日と年末年始を除く毎日、その日にふさわしい俳句と解説を季節の映像にのせて約1分間で放送しています。これまでに放送した俳句は8700句を超え、今年10月には放送開始35年を迎えます。アナウンサー朗読による「聞ける俳句」は、全国の俳句ファンや視覚障がい者の方にも、音声で俳句を楽しんでいただいているほか、一般からの俳句募集には全国から年間1800句以上の俳句が寄せられ、多くの反響をいただいています。
また新型コロナウイルスの感染拡大による社会生活の変化を受け、「聞ける俳句」のYouTube配信も始めたほか、高校生の俳句甲子園優秀句の紹介や小学生俳句募集など俳句の裾野を広げる取り組みにも力を入れています。テレビ愛媛ではこれからもテレビやインターネットなど多様な手段を通じて広く俳句の魅力を伝え、郷土の俳句文化の発展に貢献してまいります。
また新型コロナウイルスの感染拡大による社会生活の変化を受け、「聞ける俳句」のYouTube配信も始めたほか、高校生の俳句甲子園優秀句の紹介や小学生俳句募集など俳句の裾野を広げる取り組みにも力を入れています。テレビ愛媛ではこれからもテレビやインターネットなど多様な手段を通じて広く俳句の魅力を伝え、郷土の俳句文化の発展に貢献してまいります。
【俳句監修】
※俳句の選考、解説を担当していただいています
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池内恵吾(いけうち けいご)
1935年 愛媛県松前町生まれ。フジテレビに入社し制作ディレクターとして活躍した後、愛媛放送(当時)に入社。報道制作局長や取締役を歴任し1985年に郷土の文化をニュースに反映させようと「きょうの俳句」を立ち上げる。幅広い俳句の知識と人脈を生かし、俳句の選考、解説原稿の執筆を現在も続けている。俳人としても長く活躍。俳人協会会員。
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池内恵吾(いけうち けいご)
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神野紗希(こうの さき)
1983年 愛媛県松山市生まれ。松山東高校時代に全国俳句甲子園で団体優勝、個人最優秀賞を獲得。大学卒業後、東京を拠点に俳人として活動を続けている。2015年から現代俳句協会の青年部長。2019年に桂信子賞を歴代最年少で受賞するなど注目の若手俳人。2017年から「きょうの俳句」監修に加わり、一般からの募集句の選考・解説も担当している。
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神野紗希(こうの さき)