視聴者の皆さまからの句

こちらのページでは、視聴者の皆様から応募いただいた俳句をご紹介しています。
毎月ご応募いただいた俳句から5句を選び、EBC Live News「きょうの俳句」のコーナーで放送させていただきます。

2025年1月の
優秀句

2025年1月の季語(お題)は
日向ぼこ です
  • 飯桐の 紅きを眺む 日向ぼこ

    今日の俳句

    2025.01.17 放送

    作者:中原 政人(千葉)

    飯桐の木は、その赤い実が南天に似ていることから、南天桐とも呼ばれます。秋の終わりに葉が落ちると、房をなす実の赤さが、冬の青空によく映えます。日向ぼこをしながら、背の高い飯桐の、その枝にぶら下がる実を仰ぎます。自然の風景を静かに切り取ったことで、冬の日向の穏やかさが再現されました。

    (監修:神野)

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  • 片羽根を 広げひよこの 日向ぼこ

    今日の俳句

    2025.01.16 放送

    作者:庭野環石(北海道)

    日向ぼこをするのは、人間だけではありません。動物たちも、冬の寒さの中で、太陽を喜びます。生まれたばかりのひよこも、ひだまりに羽根を広げて、日差しをたっぷり浴びようとしています。上手に両方の羽根が広げられないところも、ひよこの幼さが感じられ、いとけない命への愛おしさが湧いてきます。

    (監修:神野)

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  • 日向ぼこ 俺管理職向いてない

    今日の俳句

    2025.01.15 放送

    作者:井野口康祐(秋田)

    ぼーっと日向ぼこをしながら、ふだんの仕事のことをふと思い出しています。年齢や経験を重ね、管理職になったのですが、部下を育て人を繋ぐ役割は、なかなか大変です。自分には向いていないのかもしれないと、本音をぽつりとつぶやきました。冬の日差しが、励ますように、あたたかくやさしく充ちています。

    (監修:神野)

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  • 日向ぼこ 真珠筏の 海眩し

    今日の俳句

    2025.01.14 放送

    作者:井上定男(西予)

    宇和海をのぞむ見晴らしのよいところで、日向ぼこをしているのでしょう。海には真珠筏が並び、冬の日差しに輝いています。湾を眩しく輝かせる日差しが、日向ぼこのぬくもりを、じんわりと伝えてくれます。この海に育つ真珠も、やさしい光を宿しているでしょう。愛媛ならではの穏やかな風景です。

    (監修:神野)

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  • 日向ぼこ 溢さじと持つ ホットチョコ

    今日の俳句

    2025.01.13 放送

    作者:角野天十里(大阪)

    寒い冬には、太陽がことさら嬉しいものです。縁側やベンチなどで日差しを浴びてゆったり過ごすことを「日向ぼこ」と言います。日だまりは比較的暖かいとはいえ、冬は冬。チョコレートドリンクを温め、マグカップになみなみと入れて、溢さないよう運びます。カップを包む手も、じんわりと温もるひとときです。

    (監修:神野)

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テレビ愛媛ではみなさまから
俳句を募集しています!

2月のお題は
「薄氷」 です

応募フォーム、メールアドレス、ハガキの中からご応募ください。メールアドレス、ハガキでのご応募は、お題を含む俳句(ふりがな)・氏名(ふりがな)・住所・電話番号・メールアドレスを記載してお送りください。一人何句でも応募可能です。選ばれた俳句は、EBC Live News「きょうの俳句」コーナーでの放送のほか、テレビ愛媛のホームページ等で紹介します。作者の氏名(ペンネームの場合はペンネーム)、お住いの市町名(ジュニアの場合は学校名)も紹介されます。
(採用された方には放送日を事前に連絡し、記念品を贈らせていただきます。)
※俳句の募集は、毎月第2月曜日、午後6時から開始します。

応募規約

・応募作品は未発表で、ご自身の作品(著作権がご自身にある作品)に限ります。
・他人の作品に著しく類似、または他人の作品の盗用など、第三者の権利を侵害する可能性があると判断した場合は、応募の対象外とします。
・テレビ愛媛は応募作品による権利の侵害等に対し、一切の責任を負いません。

個人情報の取り扱いについて

頂いた個人情報は、優秀句に選ばれた方への事前連絡並びに記念品をお送りする際にのみ使用させて頂きます。

俳句の応募はこちら

メールアドレスからの応募: 応募先メールアドレス

ハガキからの応募:
〒790-8537 テレビ愛媛「きょうの俳句」係

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