こちらのページでは、視聴者の皆様から応募いただいた俳句をご紹介しています。
毎月ご応募いただいた俳句から5句を選び、EBC Live News「きょうの俳句」のコーナーで放送させていただきます。
2024.10.22 放送
恋人と一緒に星を見に来たのでしょう。突然、恋人が「えいっ」と空に手を伸ばし、何かをつかみます。つかんだ手をひらくとそこには、満天の星空からひとつぶの星をさらったかのように、きらりと輝く指輪が。「結婚してください」。ドラマのようなシチュエーションを、十七音の短い言葉で書き上げました。
(監修:神野)
2024.10.21 放送
マングローブは、川の河口の真水と海水が混じりあうあたりに生息する樹です。マングローブの林の中を、櫂を操って、舟がゆっくりと進んでゆきます。空は満天の星月夜、なまぬるい風に混じって、水音が静かに響きます。物語の中に迷い込んだような、不思議な高揚感に包まれる一句です。
(監修:神野)
2024.10.18 放送
海や湖へ突き出した桟橋をまっすぐ進めば、そこには水と空だけの世界が広がります。星月夜ならば、天空にも水面にも、無数の星の光が満ちているでしょう。桟橋の果てに寝転がれば、まるで宇宙の真ん中に浮いているかのよう。幻想的なイメージに誘われて、心が自由に解放されてゆきます。
(監修:神野)
2024.10.17 放送
遺影が出来立てだということは、その人が亡くなって間もないことを意味します。まだ喪失を受け入れられないまま、冷たく硬い遺影を抱いて、大切な人を見送りました。葬儀を終え、空を仰げば、いつの間にか満天の星空が。天空に満ちた星々の輝きの中に、その人の懐かしい面影を探します。
(監修:神野)
2024.10.16 放送
いつも優しいママにも、もしかしたら知らない一面があるのかもしれない、と想像しました。ふだんは世を忍ぶ仮の姿で、実は秘密の任務を任されたスパイだったとしたら。輝く星月夜を背に、スマートに活躍するママのシルエットを想像しながら、わくわくどきどき、眠りにつきます。
(監修:神野)
2024.10.15 放送
童話「銀河鉄道の夜」で有名な宮沢賢治は石を集めるのが好きで、「石っこ賢さん」と呼ばれていました。星のきれいな夜に、賢治と石の採集に出かけたら、どんな新しい世界に出会えるでしょう。空の星々も、宇宙の石のかけらです。自然科学も文学も、もっとこの世界を知りたいという純粋な心に支えられています。
(監修:神野)
2024.10.14 放送
秋は大気が澄み渡り、星もきらめきます。星々の光で月が出ているかのように明るい夜を、星月夜といいます。統計のレポートで膨大な数字とにらめっこしていた目を休め、夜空を仰ぎます。星々の無数の光も、統計で把握できるでしょうか。統計というものの見方を介して、星月夜の果てしなさを表しました。
(監修:神野)
テレビ愛媛ではみなさまから
俳句を募集しています!
応募フォーム、メールアドレス、ハガキの中からご応募ください。メールアドレス、ハガキでのご応募は、お題を含む俳句(ふりがな)・氏名(ふりがな)・住所・電話番号・メールアドレスを記載してお送りください。一人何句でも応募可能です。選ばれた俳句は、EBC Live News「きょうの俳句」コーナーでの放送のほか、テレビ愛媛のホームページ等で紹介します。作者の氏名(ペンネームの場合はペンネーム)、お住いの市町名(ジュニアの場合は学校名)も紹介されます。
(採用された方には放送日を事前に連絡し、記念品を贈らせていただきます。)
※俳句の募集は、毎月第2月曜日、午後6時から開始します。
・応募作品は未発表で、ご自身の作品(著作権がご自身にある作品)に限ります。
・他人の作品に著しく類似、または他人の作品の盗用など、第三者の権利を侵害する可能性があると判断した場合は、応募の対象外とします。
・テレビ愛媛は応募作品による権利の侵害等に対し、一切の責任を負いません。
頂いた個人情報は、優秀句に選ばれた方への事前連絡並びに記念品をお送りする際にのみ使用させて頂きます。
メールアドレスからの応募:
ハガキからの応募:
〒790-8537 テレビ愛媛「きょうの俳句」係