視聴者の皆さまからの句

こちらのページでは、視聴者の皆様から応募いただいた俳句をご紹介しています。
毎月ご応募いただいた俳句から5句を選び、EBC Live News「きょうの俳句」のコーナーで放送させていただきます。

2021年6月の
優秀句

放送ではご紹介できなかった「佳作句」はこちら

2021年6月の季語(お題)は
です
  • 古びたる 日記の余白 蛍の夜

    今日の俳句

    2021.06.18 放送

    作者:武井日出子(松山市)

    昔の日記を読み返していると、余白を見つけました。日記に余白があるのは、たいした出来事がなかったか、あるいは、日記には書かない大切な記憶があったのかもしれません。遠く過ぎ去った日々に思いを馳せながら、窓の外に目をやれば、記憶の余白に、蛍が静かに飛び始めます。

    (監修:神野)

    音声で俳句を聞く/止める
  • ほうたるを包む手 おにぎりを握る手

    今日の俳句

    2021.06.17 放送

    作者:ゆすらご(松前町)

    蛍をそっとつかまえて、手の中に包むと、明滅する光が、てのひらを静かに照らします。蛍が苦しくないように、優しく包む手のかたちは、ふっくらとおにぎりを握るときと、よく似ています。私たちの手は、蛍を包むことも、おにぎりを握ることもできるのですね。おにぎりと並べることで、蛍も、暮らしのそばの、親しい存在に感じられます。

    (監修:神野)

    音声で俳句を聞く/止める
  • 左遷かも 知れぬ赴任地 蛍飛ぶ

    今日の俳句

    2021.06.16 放送

    作者:安井圭子(松山市)

    蛍は、水がきれいで自然ゆたかな場所を好みます。転勤先の赴任地は、地方の町なのでしょう。この地に配属されたのは、もしかしたら左遷なのかもしれません。それでも、美しい蛍の光を見つめていれば、心が静まります。どんな場所に置かれても、蛍を見つけ、前向きに生きようとする、希望の見える俳句です。

    (監修:神野)

    音声で俳句を聞く/止める
  • 漆黒の ピアノも眠る 蛍の夜

    今日の俳句

    2021.06.15 放送

    作者:ヴィッカリー趣乃(西条市)

    昼間は美しいメロディを奏でていたピアノも、夜は静かに眠っています。反対に、昼はおとなしかった蛍たちが、闇の中をにぎやかに飛び交っています。ピアノの色を表現した「漆黒」という言葉が、蛍の飛ぶ夜の、闇の深さを思わせます。蛍の一つ一つが音符だとしたら、どんな曲が聞こえてくるのでしょうね。

    (監修:神野)

    音声で俳句を聞く/止める
  • やはらかき 湯桶の音や 夕蛍

    今日の俳句

    2021.06.14 放送

    作者:椋本望生(大阪府)

    今の時期、夕方から夜にかけて水辺を飛び交う蛍は、夏を代表する季語です。清少納言も『枕草子』で、夏の夜の風情として、蛍を褒めたたえました。暮れなずむころに飛び始めるのを、夕蛍と呼びます。一日が終わり風呂に入れば、木の湯桶でしょうか、音がやわらかく響きます。蛍の光も、夕暮れの風景に滲み、ゆたかな時間が流れます。

    (監修:神野)

    音声で俳句を聞く/止める

2021年6月の佳作句

放送ではご紹介できなかった俳句を「佳作句」として少しだけご紹介。

  • 髪梳けば水の匂ひのほたるの夜

    作者:藤尾裕子

  • パンドラの箱の底方に蛍の火

    作者:杉野祐子

  • 雨の水曜飛べない蛍拾う

    作者:桑島幹

  • 逢ひ見ての後の心にほうたるこい

    作者:竹本桂子

  • ぢいちやんのうなじの弾痕を蛍

    作者:藤雪陽

  • 川べりの木の香静まり蛍の夜

    作者:砂山恵子

  • ひらがの文かいてゐる蛍の火

    作者:岩渕晃三

  • 20時20分20秒螢

    作者:吉田みち子

  • 山襖闇切り開く大蛍

    作者:河本俊子

  • パーカーを脱げば蛍のぽっと舞う

    作者:中村彰正

  • 動かない蛍を柔き葉に移す 

    作者:城内幸江

  • たましいはつめたきひかり蛍追う

    作者:中島容子

  • 大の字に寝て蛍とぶ野宿かな

    作者:秋本哲

  • 土手に腰どかと据ゑたる螢の夜

    作者:宍野宏治

  • 蛍火や水神様の宮の杜

    作者:稲福達也

  • 死に遅れ千の蛍と泣きかはす

    作者:ぐ

  • 叱られてにじむ星座や夕蛍

    作者:みやこわすれ

  • ほたるほたるここは宇宙のオアシス

    作者:友健

  • 蛍火や日露の役の祖父遠し

    作者:新濃健

  • 構内の兵営跡地初蛍

    作者:加田紗智

  • ほうたるの闇へオカリナ響きけり

    作者:栗田修次

  • そりやあなた百も過ぎれば蛍にも

    作者:室達朗

  • 今度こそ人になりたい夜の蛍

    作者:三好眞喜子

  • 手の中の蛍が手相書き換えた

    作者:柚木みゆき

  • 蛍あゝ別れませうといふにほひ

    作者:さとけん

  • 鳥眠り森は蛍火放ちけり

    作者:井納蒼求

  • さびしいのいつぴきの蛍でいいの

    作者:藤田康子

  • ほうたるや縁側狭き三世代

    作者:福田浩司

  • 吾子の手に源氏蛍が雨宿り 

    作者:藤田明

  • 流蛍や老女の遠き島の唄

    作者:午餉

  • いにしへの月のかけらや蛍狩り

    作者:ダック

  • 熱の子や蛍火ほどを目に灯す

    作者:沼宮内薫

  • ほうたるや山の廃校にぎやかに

    作者:星月さやか

  • 風ゆるび闇に飛び出す蛍かな

    作者:伊丹妙子

  • 蛍狩帰りは父の背で眠り

    作者:たわらご 堀川絵奈

  • 求婚や蛍から目を離さずに

    作者:西原真樹

  • 蛍火の零るる父の指の股

    作者:加島一善

  • 風早の郷にぽわんと初蛍

    作者:向井桐華

  • 老犬の目は薄曇り初蛍

    作者:うさの

  • 子規漱石に萬翠荘の蛍かな

    作者:仁

聞ける俳句 トップへ戻る

テレビ愛媛ではみなさまから
俳句を募集しています!

6月のお題は
「青田(あおた)」 です

応募フォーム、メールアドレス、ハガキの中からご応募ください。メールアドレス、ハガキでのご応募は、お題を含む俳句(ふりがな)・氏名(ふりがな)・住所・電話番号・メールアドレスを記載してお送りください。一人何句でも応募可能です。選ばれた俳句は、EBC Live News「きょうの俳句」コーナーでの放送のほか、テレビ愛媛のホームページ等で紹介します。作者の氏名(ペンネームの場合はペンネーム)、お住いの市町名(ジュニアの場合は学校名)も紹介されます。
(採用された方には放送日を事前に連絡し、記念品を贈らせていただきます。)
※俳句の募集は、毎月第2月曜日、午後6時から開始します。

応募規約

・応募作品は未発表で、ご自身の作品(著作権がご自身にある作品)に限ります。
・他人の作品に著しく類似、または他人の作品の盗用など、第三者の権利を侵害する可能性があると判断した場合は、応募の対象外とします。
・テレビ愛媛は応募作品による権利の侵害等に対し、一切の責任を負いません。

個人情報の取り扱いについて

頂いた個人情報は、優秀句に選ばれた方への事前連絡並びに記念品をお送りする際にのみ使用させて頂きます。

俳句の応募はこちら

メールアドレスからの応募: 応募先メールアドレス

ハガキからの応募:
〒790-8537 テレビ愛媛「きょうの俳句」係

ここから「選ばれた俳句だけをすべて聞く」が再生されます。

「選ばれた俳句だけをすべて聞く」ランダムで再生されます

選ばれた俳句のバックナンバー

2024年
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
聞ける俳句のトップへもどる
pagetop