「聞ける俳句」は、
テレビ愛媛の夕方のニュースで
これまでに紹介された俳句を
『見て』『聞いて』
楽しんでいただけます。

監修:神野紗希、谷さやん

  • 老いてなほ追ふ夢 桃の芯の種

    今日の俳句

    2026.09.25 放送

    作者:近藤周三(岐阜)

    俗世間を離れた理想の楽園を、桃源郷といいます。桃の幻想的なゆたかさに、古来、人々は夢や憧れを重ねてきました。もう若くなくとも、老い続ける夢があることは、生命力、精神力があればこそです。桃の芯にたしかに種があるように、心の芯に夢を育てて、これからを生きてゆきます。

    (監修:神野)

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  • 桃柔らか 掴まり立ちの 出来た日は

    今日の俳句

    2026.09.24 放送

    作者:山内佑資(松山)

    子どもは日々、成長します。はいはいをして、寝返りをして、今日はなんと、つかまり立ちが出来るようになりました。その嬉しさに桃をむくとき、いつも以上に柔らかく感じます。その果肉のナイーブな手ざわりが、抱きとめた子どもの体の柔らかさと、やさしく通い合います。

    (監修:神野)

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  • 訳ありの桃 訳ありのママの店

    今日の俳句

    2026.09.23 放送

    作者:菫久(東京)

    少し傷がついていたり色が褪せていたり、完璧な状態ではない桃なのでしょうか。あるいは、お礼やお詫びなど、ここに桃があること自体に訳があるのかもしれません。その桃を剥いてくれるスナックのママにも、何かしらの過去があるみたい。訳ありだからこそやさしい、そんな夜のひとときを思います。

    (監修:神野)

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  • 潮風と 匙が触れ合う 桃のパフェ

    今日の俳句

    2026.09.21 放送

    作者:藤橋一憲(松山)

    パフェも、季節によって果物を変えるなど、趣向が凝らされています。中でも、桃のパフェは、特別感があって嬉しいものです。海の見えるカフェでしょうか。気持ちよく潮風を受けながら、パフェを食べています。秋の日差しが、匙をきらりと光らせ、桃の果実を輝かせます。

    (監修:神野)

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  • 石仏の 面乾きて 桃ひとつ

    今日の俳句

    2026.09.18 放送

    作者:田中富子(松山)

    石仏に供えられた桃でしょう。古びた石の仏さまの顔に、残暑の日が差し、ざらりと乾いています。それに対して桃は、みずみずしく果汁を抱いています。「乾きて」という言葉を入れることで、桃のゆたかな水気を際立たせました。その土地に息づく静かな信仰を、やさしく切り取った一句です。

    (監修:神野)

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10月のお題「鹿」の
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メールアドレスからの応募: 応募先メールアドレス

ハガキからの応募:〒790-8537
テレビ愛媛「きょうの俳句」係

応募フォーム、メールアドレス、ハガキの中からご応募ください。メールアドレス、ハガキでのご応募は、お題を含む俳句(ふりがな)・氏名(ふりがな)・学校名(ジュニアの場合)・住所・電話番号・メールアドレスを記載してお送りください。一人何句でも応募可能です。選ばれた俳句は、EBC ライブニュース「きょうの俳句」コーナーでの放送のほか、テレビ愛媛のホームページ等で紹介します。作者の氏名(ペンネームの場合はペンネーム)、お住いの市町名(ジュニアの場合は学校名)も紹介されます。
(採用された方には放送日を事前に連絡し、記念品を贈らせていただきます。)
※俳句の募集は、毎月第2月曜日、午後6時から開始します。

応募規約

・応募作品は未発表で、ご自身の作品(著作権がご自身にある作品)に限ります。
・他人の作品に著しく類似、または他人の作品の盗用など、第三者の権利を侵害する可能性があると判断した場合は、応募の対象外とします。
・テレビ愛媛は応募作品による権利の侵害等に対し、一切の責任を負いません。

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監修の先生のご紹介

  • 池内恵吾

    神野紗希(こうのさき)

    松山市出身。松山東高時代に「俳句甲子園」で優勝。お茶の水女子大学卒業。東京を拠点に俳人として活躍し、NHK「俳句王国」司会も担当。『日めくり子規・漱石』にて第34回愛媛出版文化賞大賞。第11回桂信子賞。現代俳句協会副幹事長。聖心女子大学・立教大学講師。2022年春から愛媛・伊予観光大使。句集に『すみれそよぐ』他。

  • 神野紗希

    谷さやん(たにさやん)

    松山市生まれ。西条市丹原町で育つ。松山大学卒業。1996年作句開始。句集『逢ひに行く』で宗左近俳句大賞受賞。『芝不器男への旅』、『不器男百句』(坪内稔典/谷さやん共著)、俳句とエッセイ『空にねる』。「船団」(2018年散在)を経て、現在「窓の会」常連。愛媛新聞カルチャー教室「さやんの楽しむ俳句」、「みんなで子規を読む」講師。

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