「聞ける俳句」は、
テレビ愛媛の夕方のニュースで
これまでに紹介された俳句を
『見て』『聞いて』
楽しんでいただけます。

監修:神野紗希、谷さやん

  • そら豆は まことに青き 味したり

    今日の俳句

    2026.05.08 放送

    作者:細見綾子

    「空豆」は、莢を空に向けてつけるので、この名がついたと言われています。莢の中は三から四個の扁平で緑色の豆が並んでいます。空豆といえば、たちまちこの俳句を思い出します。大きな一粒の豆を口にして「青き味」と表現し、新鮮な空豆の味をもたらしました。莢を剥くときの空気まで、青く染まるようです。

    (監修:谷)

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  • 潮干狩 ふいにみんなが 遠くなり

    今日の俳句

    2026.05.07 放送

    作者:内田美紗

    四月から五月にかけては、潮干狩りの季節。古くから、春の一日を戸外で飲食する習わしがあって、潮干狩りもそれに沿う行楽の行事です。干潟で、浅蜊、蛤、馬刀貝などの貝を掘ります。潮の引いた砂の中に、春の生物たちがうごめきます。夢中で掘り続けて、ふと顔をあげたら、みんなもう磯の遠くに。明るい波音だけが耳に響きます。

    (監修:谷)

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  • 草臥て 宿かる比や 藤の花

    今日の俳句

    2026.05.06 放送

    作者:松尾芭蕉

    「藤の花」は日本原産で山や野に自生しますが、庭や公園に藤棚を作って観賞されます。旅のある日の、夕暮れ時。一日歩き疲れて、何処かに宿がないかなあと、辺りを見ていると、藤の花が目に入りました。藤の明るさに、ひととき疲れを忘れたでしょうか。芭蕉の時代から四百年。現在宿は周到に予約しての旅行が多いようです。

    (監修:谷)

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  • 泣くあとの 髪かきやるも 端午かな

    今日の俳句

    2026.05.05 放送

    作者:筑紫磐井

    今日は端午の節句、男の子の成長を祝う日です。五月五日と五が重なるので、重五ともいいます。三月三日の桃の花に対して、邪気を払う菖蒲を飾ります。逞しく育って欲しい男の子も、ぐずったり拗ねて泣いたり。我慢せよ、とは叱咤せず髪をなでてやります。大人がそうしたように、きっとやさしい男子に成長するでしょう。

    (監修:谷)

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  • 人待てる 椅子やはらかに 暮春かな

    今日の俳句

    2026.05.01 放送

    作者:林田紀音夫

    「暮春」は、春の終わりのことです。「暮の春」とも言い、春が去っていく寂しさが漂います。ぽつんと置かれている椅子か、あるいは劇場などの空席でしょうか。椅子は人を待っている、と改めて認識させてくれます。華やかだった春の名残のように、空っぽの椅子が照らされます。柔らかいのは椅子でもあるし、暮春でもあります。

    (監修:谷)

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テレビ愛媛ではみなさまから
俳句を募集しています!

5月のお題「白鷺」の
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ハガキからの応募:〒790-8537
テレビ愛媛「きょうの俳句」係

応募フォーム、メールアドレス、ハガキの中からご応募ください。メールアドレス、ハガキでのご応募は、お題を含む俳句(ふりがな)・氏名(ふりがな)・学校名(ジュニアの場合)・住所・電話番号・メールアドレスを記載してお送りください。一人何句でも応募可能です。選ばれた俳句は、EBC ライブニュース「きょうの俳句」コーナーでの放送のほか、テレビ愛媛のホームページ等で紹介します。作者の氏名(ペンネームの場合はペンネーム)、お住いの市町名(ジュニアの場合は学校名)も紹介されます。
(採用された方には放送日を事前に連絡し、記念品を贈らせていただきます。)
※俳句の募集は、毎月第2月曜日、午後6時から開始します。

応募規約

・応募作品は未発表で、ご自身の作品(著作権がご自身にある作品)に限ります。
・他人の作品に著しく類似、または他人の作品の盗用など、第三者の権利を侵害する可能性があると判断した場合は、応募の対象外とします。
・テレビ愛媛は応募作品による権利の侵害等に対し、一切の責任を負いません。

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監修の先生のご紹介

  • 池内恵吾

    神野紗希(こうのさき)

    松山市出身。松山東高時代に「俳句甲子園」で優勝。お茶の水女子大学卒業。東京を拠点に俳人として活躍し、NHK「俳句王国」司会も担当。『日めくり子規・漱石』にて第34回愛媛出版文化賞大賞。第11回桂信子賞。現代俳句協会副幹事長。聖心女子大学・立教大学講師。2022年春から愛媛・伊予観光大使。句集に『すみれそよぐ』他。

  • 神野紗希

    谷さやん(たにさやん)

    松山市生まれ。西条市丹原町で育つ。松山大学卒業。1996年作句開始。句集『逢ひに行く』で宗左近俳句大賞受賞。『芝不器男への旅』、『不器男百句』(坪内稔典/谷さやん共著)、俳句とエッセイ『空にねる』。「船団」(2018年散在)を経て、現在「窓の会」常連。愛媛新聞カルチャー教室「さやんの楽しむ俳句」、「みんなで子規を読む」講師。

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