「聞ける俳句」は、
テレビ愛媛の夕方のニュースで
これまでに紹介された俳句を
『見て』『聞いて』
楽しんでいただけます。

監修:神野紗希、谷さやん

  • 日暮るると 椋鳥の百 騒ぐなり

    今日の俳句

    2026.10.02 放送

    作者:石田郷子

    椋鳥は東北地方などに繁殖して、秋に南下します。全長25センチほどで、全体灰褐色です。特に椋の実を好んで食べる事から、この名が付いています。「百」は多い事を現します。電線に並んでいたり、日が暮れると木々の中で騒ぐ声に遭遇します。うるさくもあり、怖くなって思わず竦みます。鳴き声を離れると、ほっとします。

    (監修:谷)

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  • 秋の夜や 古き書読む 南良法師

    今日の俳句

    2026.10.01 放送

    作者:与謝蕪村

    秋の夜は長く、月もきれい。虫の声が聞こえ、そして灯火に親しみます。「南良」は、奈良県のこと。僧侶が読む古書は、仏教に関する本を想像しますが、荒法師として名高かったという東大寺や興福寺などの僧は、軍記物を好んだことも想像されます。ともあれ、蕪村の時代から、読書に親しむ秋の夜に変わりはないようです。

    (監修:谷)

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  • 爽やかや 魔除けは目玉 ひんむいて

    今日の俳句

    2026.09.30 放送

    作者:片野瑞木

     「爽やか」は日常的に使われる言葉ですが、季語では「秋」に分類されます。夏のあとに感じる、秋のさっぱりとした快さが格別だから。「爽やか」と魔除けとは、一見かけ離れています。でも魔除けとされる達磨、シーサー、凧などの決まって大きな目玉は、おかしみもあり親しいです。澄んだ空気の中でいっそう目玉をひんむいて、魔物を寄せつけません。

    (監修:谷)

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  • 桃ジュース 太きストロー 添えてあり

    今日の俳句

    2026.09.29 放送

    作者:加島一善(新居浜)

    「桃」という季語をそのまま使うだけでなく、パフェやジュースなどに加工した姿も、楽しい季節の味わいです。桃ジュースを頼むと、通常より太いストローが添えてありました。きちんとミキサーにかけて、果肉たっぷりのジュースなのでしょう。小さな発見が、フレッシュな桃の嬉しさを引き出します。

    (監修:神野)

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  • 無敵だし だって帰れば 桃あるし

    今日の俳句

    2026.09.28 放送

    作者:天宮ほたて(奈良)

    桃は高貴で高級なくだものです。だからこそ、家に桃があると思うだけで、なんだか嬉しくなります。自分のことを無敵と思うポジティブな日、その明るさを補強する存在として、桃を引っ張り出しました。ナチュラルな話し言葉の文体が、調子のよい勢いを、リズムよく演出しています。

    (監修:神野)

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10月のお題「鹿」の
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メールアドレスからの応募: 応募先メールアドレス

ハガキからの応募:〒790-8537
テレビ愛媛「きょうの俳句」係

応募フォーム、メールアドレス、ハガキの中からご応募ください。メールアドレス、ハガキでのご応募は、お題を含む俳句(ふりがな)・氏名(ふりがな)・学校名(ジュニアの場合)・住所・電話番号・メールアドレスを記載してお送りください。一人何句でも応募可能です。選ばれた俳句は、EBC ライブニュース「きょうの俳句」コーナーでの放送のほか、テレビ愛媛のホームページ等で紹介します。作者の氏名(ペンネームの場合はペンネーム)、お住いの市町名(ジュニアの場合は学校名)も紹介されます。
(採用された方には放送日を事前に連絡し、記念品を贈らせていただきます。)
※俳句の募集は、毎月第2月曜日、午後6時から開始します。

応募規約

・応募作品は未発表で、ご自身の作品(著作権がご自身にある作品)に限ります。
・他人の作品に著しく類似、または他人の作品の盗用など、第三者の権利を侵害する可能性があると判断した場合は、応募の対象外とします。
・テレビ愛媛は応募作品による権利の侵害等に対し、一切の責任を負いません。

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監修の先生のご紹介

  • 池内恵吾

    神野紗希(こうのさき)

    松山市出身。松山東高時代に「俳句甲子園」で優勝。お茶の水女子大学卒業。東京を拠点に俳人として活躍し、NHK「俳句王国」司会も担当。『日めくり子規・漱石』にて第34回愛媛出版文化賞大賞。第11回桂信子賞。現代俳句協会副幹事長。聖心女子大学・立教大学講師。2022年春から愛媛・伊予観光大使。句集に『すみれそよぐ』他。

  • 神野紗希

    谷さやん(たにさやん)

    松山市生まれ。西条市丹原町で育つ。松山大学卒業。1996年作句開始。句集『逢ひに行く』で宗左近俳句大賞受賞。『芝不器男への旅』、『不器男百句』(坪内稔典/谷さやん共著)、俳句とエッセイ『空にねる』。「船団」(2018年散在)を経て、現在「窓の会」常連。愛媛新聞カルチャー教室「さやんの楽しむ俳句」、「みんなで子規を読む」講師。

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