夏休み特別企画「小学生の俳句募集!」

夏休みの特別企画として、県内の小学生の皆さんから「夏」にちなんだ俳句を募集しました。選ばれた俳句は、2024年8月20日(火)〜23日(金)のEBC Live News「きょうの俳句」のコーナーで紹介しています。

小学生優秀句

  • 2024.08.23 放送

    ディスカスや孵れと8回願う夏

    作者:松井 美宙(松山市立道後小学校 4年)

    ディスカスは鮮やかな色の魚で、熱帯魚の王様と呼ばれます。産まれた卵が孵化することを、何度も強く願いました。難しい飼育に挑戦する夏、命の誕生が待たれます。

  • 2024.08.23 放送

    ぼくの夢スイカ一玉丸かじり

    作者:菅 湊(今治市立常盤小学校 4年)

    大きなスイカをひと玉まるごと齧るなんて、贅沢で素敵な夢です。みなさんはどんな夢を持っていますか?夢はいくつあってもかまいません。やりたいことが見つかりますように。

  • 2024.08.22 放送

    青田波ゆらりゆらりと海のよう

    作者:藤田 流歌(伊勢市内小学校 5年)

    田植を終え、青々と育った稲の葉が、大きく風にそよぎ波打ちます。そのさまを、海のようだと大らかにたとえました。ひととき一緒に、ゆらりゆらりとたゆたいます。

  • 2024.08.22 放送

    鉾の床板順番に並べられ

    作者:森 要樹(名古屋市立極楽小学校 3年)

    祇園祭では、鉾と呼ばれる山車が、京都の街を練ります。準備で鉾を組み立てるのに、やぐらを組んで屋根を付け、床を組みます。床板を並べ、丁寧に祭の準備は進みます。

  • 2024.08.21 放送

    くじ引きは全部はずれの夏祭り

    作者:松井 風花(松山市立伊台小学校 5年)

    くじ引きって、なかなか当たりが出ませんよね。全部外れてしまっても、夏祭りの特別な雰囲気の中を歩けば、楽しさが湧いてきます。素直な言葉が、共感を誘います。

  • 2024.08.21 放送

    雫垂れ赤い金魚に名を付ける

    作者:小西 真帆(朝霞市立第六小学校 6年)

    うちに金魚がやってきました。ポトンと水に放つとき、赤い雫のように、金魚がしたたります。輝く命。さて、どんな名前をつけたのでしょう。

  • 2024.08.20 放送

    見つけたよセミのぬけ殻夏が来た

    作者:洲尾 瞭大郎(伊予市立伊予小学校 4年)

    セミのぬけ殻を見つけたとき、夏の到来を実感しました。セミの声も聞こえてきます。みなさんは何を見つけたとき、夏を感じるでしょう。自由に想像を広げてみてください。

  • 2024.08.20 放送

    焼けたはだ冷やせ飛び込むプールかな

    作者:田中 渚人(西条市立国安小学校 6年)

    日焼けの肌のほてりも、プールの水でざぶんと冷まします。「飛び込む」という言葉の勢いも、はつらつと元気です。安全には気を付けながら、夏を思い切り遊んでくださいね。

小学生佳作句

俳句
作者
船の上久しぶりだねイルカ達
渡邉 一香
喧嘩後の頭に痛しかき氷
佐々木 睦
羽は出る飛びなれてないセミ落ちる
太田 慈
こわすぎるクワガタだっそう夏の朝
ゆたそう
トマトさんあかいろのかおすてきだね
纐シ 茜里
炎天下結婚式は鳩と鳩
想レベル7
岩山の上から見える青い海
名無しのいちじく
ふうりんや風にうたれて夏の音
ふみかん
塩むすび大中小にぎる愛
羽場 咲菜
朝練で汗水垂らし秋を待つ
小西 真人

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