こちらのページでは、視聴者の皆様から応募いただいた俳句をご紹介しています。
毎月ご応募いただいた俳句から5句を選び、EBC Live News「きょうの俳句」のコーナーで放送させていただきます。
2018.05.18 放送
若葉の中をハイキングして、昼食におにぎりを取り出したのでしょうか。ひかりのかけらのようなおにぎりを食べると、体中にエネルギーが満ちてきます。若葉のみどりに、おにぎりの白も鮮やか。おにぎりという親しい食べ物を、「ひかりの礫」と美しくたとえて、詩に昇華しました。
(監修:神野)
2018.05.17 放送
航海の途中、港に停泊した夜のこと。甲板に出て、夜風にあたっていると、空気に混じる若葉の香りに気づきました。海の上では嗅ぐことのできない若葉の香りに、はっと新鮮さを覚えたのです。海の匂いと掛け合わせることで、若葉のなまぐさいまでの生命力を引き出しました。
(監修:神野)
2018.05.16 放送
四人目「も」ということは、兄弟四人、全員男なのです。若葉風が、その知らせを嬉しく受け止めた気持ちを代弁しています。四姉妹の成長を描いた名作『若草物語』になぞらえるなら、四兄弟のストーリーは「若葉物語」でしょうか。元気いっぱい、にぎやかな家族の声が聞こえてきそうです。
(監修:神野)
2018.05.15 放送
トロッコに乗って山道をゆく視界を、若葉がいきおいよく流れてゆきます。「りゅんりゅん」という独特のオノマトペからは、トロッコの疾走感や、作者の心の弾みが伝わりますね。木によってさまざまな緑を見せる若葉が、初夏の視界をいろどります。若葉の元気のよさを味方につけた一句です。
(監修:神野)
2018.05.14 放送
目薬のひとつぶを「硬き透明」と表現しました。「若葉冷」とは、いきいきした若葉の季節に、肌寒い風が吹く日のことです。ひんやりと目にゆきわたる、目薬の冷たさを思います。目薬をさしてすっきりした視界。あおあおと広がる若葉が、清らかで心地よいですね。
(監修:神野)
テレビ愛媛ではみなさまから
俳句を募集しています!
応募フォーム、メールアドレス、ハガキの中からご応募ください。メールアドレス、ハガキでのご応募は、お題を含む俳句(ふりがな)・氏名(ふりがな)・住所・電話番号・メールアドレスを記載してお送りください。一人何句でも応募可能です。選ばれた俳句は、EBC Live News「きょうの俳句」コーナーでの放送のほか、テレビ愛媛のホームページ等で紹介します。作者の氏名(ペンネームの場合はペンネーム)、お住いの市町名(ジュニアの場合は学校名)も紹介されます。
(採用された方には放送日を事前に連絡し、記念品を贈らせていただきます。)
※俳句の募集は、毎月第2月曜日、午後6時から開始します。
・応募作品は未発表で、ご自身の作品(著作権がご自身にある作品)に限ります。
・他人の作品に著しく類似、または他人の作品の盗用など、第三者の権利を侵害する可能性があると判断した場合は、応募の対象外とします。
・テレビ愛媛は応募作品による権利の侵害等に対し、一切の責任を負いません。
頂いた個人情報は、優秀句に選ばれた方への事前連絡並びに記念品をお送りする際にのみ使用させて頂きます。
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〒790-8537 テレビ愛媛「きょうの俳句」係