こちらのページでは、視聴者の皆様から応募いただいた俳句をご紹介しています。
毎月ご応募いただいた俳句から5句を選び、EBC Live News「きょうの俳句」のコーナーで放送させていただきます。
2018.06.15 放送
住み慣れた町を出てゆく日、ふと紫陽花に目がとまりました。青や紫になる前の、ういういしい紫陽花は、これから大きな変化を迎える、私の今を象徴しています。この紫陽花が色づくのを、私は見ることがないのだなあ。そんな些細なところにも、旅立ちの実感が生まれます。新しい町にも、きっと紫陽花は咲いているはず。
(監修:神野)
2018.06.14 放送
雨に咲く紫陽花を見つめながら、未来への不安をつぶやきました。私たちはふだん、明日が来ることを疑わず、日々を過ごしています。でも、明日が本当に来る保証など、どこにもありません。静かな雨の底で、紫陽花の滲みを見つめていると、今日が世界の終わりなのかもしれないと、ふと、ひんやりと、思います。
(監修:神野)
2018.06.13 放送
飲食店の評価を格付けするミシュランガイド、今年の春には広島・愛媛の店を掲載したガイドブックが話題になりました。言われてみれば、ミシュランに載るような名店は、静かで人目につかない場所にあるイメージです。いつか訪ねてみたいと憧れながら、紫陽花の咲く路地の奥へと思いを馳せます。
(監修:神野)
2018.06.12 放送
「サザエさん」は、磯野家の繰り広げる日常を描いた、国民的アニメです。円居とは団らんのこと。あかりがともった磯野家の窓に、紫陽花がまあるく咲く夜もあるでしょう。梅雨といえば紫陽花という定番の組み合わせも、サザエさんの背景となれば、ホッと懐かしいものとして輝きはじめます。
(監修:神野)
2018.06.11 放送
漆喰の白と紫陽花の濃い色彩の対比が鮮やかです。波模様に塗られた漆喰の壁は、繊細な陰影を宿します。取り合わせた濃紫陽花も、萼のひとひらずつに微妙に異なる色がひしめいて、とても細やかですね。「波」という言葉が、紫陽花のまとう雨の匂いとあいまって、水のイメージをあふれさせました。
(監修:神野)
テレビ愛媛ではみなさまから
俳句を募集しています!
応募フォーム、メールアドレス、ハガキの中からご応募ください。メールアドレス、ハガキでのご応募は、お題を含む俳句(ふりがな)・氏名(ふりがな)・住所・電話番号・メールアドレスを記載してお送りください。一人何句でも応募可能です。選ばれた俳句は、EBC Live News「きょうの俳句」コーナーでの放送のほか、テレビ愛媛のホームページ等で紹介します。作者の氏名(ペンネームの場合はペンネーム)、お住いの市町名(ジュニアの場合は学校名)も紹介されます。
(採用された方には放送日を事前に連絡し、記念品を贈らせていただきます。)
※俳句の募集は、毎月第2月曜日、午後6時から開始します。
・応募作品は未発表で、ご自身の作品(著作権がご自身にある作品)に限ります。
・他人の作品に著しく類似、または他人の作品の盗用など、第三者の権利を侵害する可能性があると判断した場合は、応募の対象外とします。
・テレビ愛媛は応募作品による権利の侵害等に対し、一切の責任を負いません。
頂いた個人情報は、優秀句に選ばれた方への事前連絡並びに記念品をお送りする際にのみ使用させて頂きます。
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〒790-8537 テレビ愛媛「きょうの俳句」係