視聴者の皆さまからの句

こちらのページでは、視聴者の皆様から応募いただいた俳句をご紹介しています。
毎月ご応募いただいた俳句から5句を選び、EBC Live News「きょうの俳句」のコーナーで放送させていただきます。

2026年1月の
優秀句

放送ではご紹介できなかった「佳作句」はこちら

2026年1月の季語(お題)は
日脚伸ぶ(ひあしのぶ) です
  • ファシリティードッグの添い寝 日脚伸ぶ

    今日の俳句

    2026.01.23 放送

    作者:煌星アニカ(福岡)

    ファシリティードッグとは、病院などの施設で、患者や家族を癒し励ますために育成された犬です。やさしく添い寝する犬のぬくもりは、まるでやわらかな日だまりのよう。日本ではまだ事例が少ないですが、春へ向かって日脚が伸びてゆくように、この取り組みがより多くの人に届くことを願います。

    (監修:神野)

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  • 日脚伸ぶ 地球の羽化を 待ちましょう

    今日の俳句

    2026.01.22 放送

    作者:そまり(新居浜)

    羽化とは、昆虫がさなぎから成虫になることです。日脚が伸びて、春になれば蝶や蜂も次々に羽化します。作者はさらに、地球の羽化にまで想像を広げました。青い地球がさなぎなのだとしたら、来たるべき春にはどんな美しい羽を広げるでしょう。生命体としての地球を、ういういしく輝かせました。

    (監修:神野)

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  • 日脚伸ぶ 二十二巻の 子規全集

    今日の俳句

    2026.01.21 放送

    作者:徳永晴樹(松山)

    講談社から刊行された『子規全集』は、別冊を除けば、なんと全22巻もあります。その数字は、34歳で閉じられた短い生涯の中で、子規がどれだけたくさんの俳句や短歌を詠み、文章を書き、人と交わったかを物語ります。取り合わせた季語のまぶしさに、子規の生来の明るさを思います。

    (監修:神野)

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  • 日脚伸ぶ 伏すこと多き 夫の部屋

    今日の俳句

    2026.01.20 放送

    作者:佐々木一美(宇和島)

    調子がおもわしくなく、部屋で伏せっていることの多い夫を、心配しています。できることがあればしてあげたいけれど、そのつらさを取り切ることはなかなか難しいものです。それでも、春が近づき、部屋に少しずつ日差しが長くとどまるようになりました。太陽の力も恃みにしながら、静かに見守ります。

    (監修:神野)

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  • 縁側に 上がる鶏 日脚伸ぶ

    今日の俳句

    2026.01.19 放送

    作者:長谷川淑子(兵庫)

    かつては、飼っていた鶏が家のあたりをうろつくさまも、よく見かける風景でした。また、昔ながらの家には縁側があって、家の中と外とがゆるやかに繋がっていましたね。庭にいた鶏が、ある瞬間、飛び上がって縁側の床の上に乗りました。突然の出来事に驚きつつ、その勢いに春の兆しが弾けます。

    (監修:神野)

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  • 日脚伸ぶ 能登も神戸も東北も

    今日の俳句

    2026.01.16 放送

    作者:犬淵貉(新潟)

    一月一日の能登半島地震、十七日の阪神淡路大震災、そして三月十一日の東日本大震災。年が明けると、列島の震災の記憶が疼き出します。取り合わせた「日脚伸ぶ」という季語は、刻々と春の近づく希望を秘めています。被災地にも復興の春が訪れることを、心から祈ります。

    (監修:神野)

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  • 職の無きまま 日脚伸ぶ日脚伸ぶ

    今日の俳句

    2026.01.15 放送

    作者:川村ひろの(千葉)

    日脚が伸びて春が近づくことは、本来嬉しいものです。しかし、なかなか職が見つからない状況においては、日脚が伸びることも、ただ時間だけが過ぎてゆくよう。日向ぼこをしながら自らの行く末を案じている、ぼんやりとした焦燥感が、明るい日差しの中に満ちてゆきます。

    (監修:神野)

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  • 日脚伸ぶ 尾鰭しづかに 泥上げて

    今日の俳句

    2026.01.14 放送

    作者:栗田 修次(松前)

    伸びてきた日脚は、この世界のあちこちをやさしく照らし、小さな野川にも少しずつ光が満ちてゆきます。流れをのぞきこめば、魚が泳いでいます。その尾鰭が水の底に触れた瞬間、泥が静かに上がりました。何気ない日常の片隅に、やわらかな命の躍動を見つけた一句です。

    (監修:神野)

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  • 讃岐富士 ふつくらとして 日脚伸ぶ

    今日の俳句

    2026.01.13 放送

    作者:佐藤浩章(香川)

    香川県の飯野山は、その円錐形が富士山に似ていることから、讃岐富士と呼ばれています。新日本百名山にも選ばれ、気軽に登れる山としても親しまれています。「ふっくら」という描写が、讃岐富士の輪郭をほがらかに描き出し、春の近づく日差しの柔らかさを伝えます。

    (監修:神野)

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  • 駄菓子屋に 増へる自転車 日脚伸ぶ

    今日の俳句

    2026.01.12 放送

    作者:沼宮内 薫(横浜)

    冬至が過ぎ、年も明けると、だんだんと日も長くなります。これが「日脚伸ぶ」です。昼の時間が少しずつ長くなり、春の兆しを感じます。駄菓子屋に集まる子どもたちの自転車も、いつもより増えているみたい。にぎやかに伸びやかに、春を待つ明るい街角です。

    (監修:神野)

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2026年1月の佳作句

放送ではご紹介できなかった俳句を「佳作句」として少しだけご紹介。

  • 天金の淡き埃や日脚伸ぶ

    作者:庭野環石

  • 金平糖のやさしき突起日脚伸ぶ

    作者:葦屋蛙城

  • トゥクトゥクの定員四人日脚伸ぶ

    作者:彩汀

  • 躾糸抜けば日脚の伸びること

    作者:亀山酔田

  • 光てふ地球の余白日脚伸ぶ

    作者:澤田紫

  • ゆらめきて光る水草日脚伸ぶ

    作者:愚老

  • 日脚伸ぶ紅茶にひたす生姜糖

    作者:毬雨水佳

  • ダスターで日脚を伸ばす清掃員

    作者:ぱぷりかまめ

  • 白地図を手に我が町を日脚伸ぶ

    作者:イサク

  • 二杯目の珈琲日脚伸ぶスタバ

    作者:鈴白菜実

  • 文鳥の爪の欠片や日脚伸ぶ

    作者:秋さやか

  • 苔むした水車の軋み日脚伸ぶ

    作者:藻玖珠

  • 鶏の瞬膜うつすらと日脚伸ぶ

    作者:野口雅也

  • 日脚伸ぶハシビロコウの嘴に

    作者:椋本望生

  • 学童の光るドアノブ日脚伸ぶ

    作者:HNKAGA

  • 両替にざぶんと硬貨日脚伸ぶ

    作者:北野小町

  • マカロニのりぼんのかたち日脚伸ぶ

    作者:福原あさひ

  • 豆苗の収穫二度目日脚伸ぶ

    作者:樫の木

  • 擬態語のようなスキップ日脚伸ぶ

    作者:じゃすみん

  • おはようと言えた日日脚伸びにけり

    作者:ノセミコ

  • はりねずみの針しなやかに日脚伸ぶ

    作者:みやこわすれ

  • ヤクルトの淡きくぼみや日脚伸ぶ

    作者:加里かり子

  • ピザカッターくるりと走り日脚伸ぶ

    作者:みらんだぶぅ

  • 四股さまになつてきたる子日脚伸ぶ

    作者:近藤周三

  • じやこ天の揚がる匂ひや日脚伸ぶ

    作者:武井日出子

  • きんいろのおりがみひかる日脚伸ぶ

    作者:みづちみわ

  • 手庇に探す友だち日脚伸ぶ

    作者:秋本哲

  • 戦争の国にも鳩や日脚伸ぶ

    作者:佐藤茂之

  • ネルに磨く銀のフォークや日脚伸ぶ

    作者:巴里乃嬬

  • みどりごの寝息ソファーに日脚のぶ

    作者:三好眞喜子

  • 日脚伸ぶ歌をわすれさうな海に

    作者:北藤詩旦

  • たまゆらの疏水のひかり日脚伸ぶ

    作者:神楽れもん

  • 地球儀の日本ももいろ日脚伸ぶ

    作者:星月彩也華

  • 日脚伸ぶ野福峠の九十九折

    作者:平田球坊

  • 日脚伸ぶ百葉箱を拭く児童

    作者:藤雪陽

  • 日脚伸ぶクラリネットの運指表

    作者:青野すみれ

  • 日脚伸ぶ光を返す竹一幹

    作者:宍野宏冶

  • 日脚伸ぶキリンの軽い咀嚼音

    作者:東沖和季

  • 日脚伸ぶ遊具となりし掩体壕

    作者:松田寛生

  • 老医師の診察鞄日脚伸ぶ

    作者:森重深鶴

  • 片手づつ弾かせるハノン日脚伸ぶ

    作者:高尾一叶

  • 日脚伸ぶ瓦礫の街にひとりゐた

    作者:浦城亮祐

  • 日脚伸ぶ走り根光り海に伸ぶ

    作者:岡野昇

  • 片付ける死者のベッドや日脚伸ぶ

    作者:橘無明

  • トンボ引くテニス部二人日脚伸ぶ

    作者:もひー

  • ユーカリのリースぽつんと日脚伸ぶ

    作者:岡野未由子

  • 日脚伸ぶワイシャツのまま台所

    作者:月下檸檬

  • 日脚伸ぶ入谷七福神めぐり

    作者:もりやま博士

  • 二周目の湯の街散歩日脚伸ぶ

    作者:やぎじゅうめい

  • 日記書く日脚が伸びたぶん長く

    作者:柿司十六

  • 癌治療終えて八年日足伸ぶ

    作者:ゆず柴

  • 引き潮の干潟晒して日脚伸ぶ

    作者:今林快波

  • 自転車の補助輪外し日脚伸ぶ

    作者:井上和美

  • 日脚伸ぶ海に真珠の眠りけり

    作者:丸山美樹

  • ストローの蛇腹のカーブ日脚伸ぶ

    作者:岸来夢

  • 籠の鳥山に放ちて日脚伸ぶ

    作者:喜多丘一路

  • 道草の子供懐かし日脚伸ぶ

    作者:戸嶋康智

  • 日脚伸ぶ鍬を持つ手も軽くなり

    作者:今北渚

  • 日脚伸ぶベートーヴェンの顔に影

    作者:祐宇

  • コーラスの洩るる廊下や日脚伸ぶ

    作者:林省造

  • 制服のカタログ届き日脚伸ぶ

    作者:三木崇弘

  • シャガールの鳩飛びゆくや日脚伸ぶ

    作者:小島浩子

  • そのペンギン無芸が売りや日脚伸ぶ

    作者:小林土璃

  • 鍵盤にふたりの少女日脚伸ぶ

    作者:青野みやび

  • 膝叩く音叉のラ音日脚伸ぶ

    作者:竹橋誠司

  • 日脚伸ぶ便箋広ぐカフェテラス

    作者:大地緑

  • 空色のスモックの列日脚伸ぶ

    作者:大和出ユウスケ

  • 日脚伸ぶ窓際の犬寝息立て

    作者:中村暁代

  • スーパーの見切りの値札日脚伸ぶ

    作者:田中和美

  • 日脚伸ぶ初めて炊きし中華粥

    作者:藤橋一憲

  • フリスビー追ふ犬の耳日脚伸ぶ

    作者:藤尾裕子

  • 日脚伸ぶ湯屋に花鳥の天井絵

    作者:武井保一

  • 日脚伸ぶ影のびやかに街ほぐれ

    作者:餅太郎

  • 育休のバトンは夫へ日脚伸ぷ

    作者:野々村澄夫

  • 新品の運動靴や日脚伸ぶ

    作者:矢野好孝

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テレビ愛媛ではみなさまから
俳句を募集しています!

2月のお題「木の芽(このめ)」の応募は締め切りました

応募フォーム、メールアドレス、ハガキの中からご応募ください。メールアドレス、ハガキでのご応募は、お題を含む俳句(ふりがな)・氏名(ふりがな)・住所・電話番号・メールアドレスを記載してお送りください。一人何句でも応募可能です。選ばれた俳句は、EBC Live News「きょうの俳句」コーナーでの放送のほか、テレビ愛媛のホームページ等で紹介します。作者の氏名(ペンネームの場合はペンネーム)、お住いの市町名(ジュニアの場合は学校名)も紹介されます。
(採用された方には放送日を事前に連絡し、記念品を贈らせていただきます。)
※俳句の募集は、毎月第2月曜日、午後6時から開始します。

応募規約

・応募作品は未発表で、ご自身の作品(著作権がご自身にある作品)に限ります。
・他人の作品に著しく類似、または他人の作品の盗用など、第三者の権利を侵害する可能性があると判断した場合は、応募の対象外とします。
・テレビ愛媛は応募作品による権利の侵害等に対し、一切の責任を負いません。

個人情報の取り扱いについて

頂いた個人情報は、優秀句に選ばれた方への事前連絡並びに記念品をお送りする際にのみ使用させて頂きます。

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メールアドレスからの応募: 応募先メールアドレス

ハガキからの応募:
〒790-8537 テレビ愛媛「きょうの俳句」係

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