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W杯決勝T“王国”ブラジルに日本惜敗「2人は愛媛の誇り」鎌田&長友も存在感「ありがとう」【愛媛】
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サッカー、ワールドカップ北中米大会の決勝トーナメントで日本時間の6月30日未明、日本代表は初戦に“王国”ブラジルに激闘の末に逆転負け。ベスト16の進出は叶いませんでした。本当に悔しい1戦では“愛媛の誇り”・鎌田選手がスタメンで献身的なプレーを、そして長友選手は日の丸ヘアバンド姿でチームを勇気づけました。

サッカーワールドカップ。日本代表にとって決勝トーナメントは3大会連続、5度目の舞台。運命の一戦に挑むユニフォームは初めてのアウェー用の白。背番号15を身に着けたのは“日本の司令塔”・伊予市出身の鎌田大地選手。そして背番号5は、スウェーデン戦で今大会初出場を果たした西条市出身の長友佑都選手。スタジアムには妻の平愛梨さんら家族も応援に駆け付けました。

この2人の「愛媛の誇り」がワールドカップ歴代最多優勝5回を誇る“王国”ブラジルとの大一番に臨みました。

日本時間で深夜2時からの決戦。愛媛県松山市のスポーツバー「Sports Bar Base」では「グループ戦」から全ての試合でパブリックビューイングを実施。この日も試合前から真夜中にも関わらずサポーターたちの熱気に包まれました。

ハチマキ姿の男性:
「アメリカ行ってきたんですよ、オランダ戦に」

帽子に応援旗2本の男性:
「めっちゃ準備ばっちりです。頑張れ日本、マンマミーア」

試合では鎌田が4試合連続でスタメン出場。序盤から強豪ブラジルに押し込まれる展開が続くなか、日本にフリーキックの場面。鎌田選手が蹴って、日本最初のチャンスを演出。日の丸ヘアバンドの長友らベンチも一体となって「世界一の団結力」を示しました。その団結力が実ったのが前半29分。鎌田選手とダブルボランチを組む佐野海舟選手が見事なシュート。日本が貴重な先制点を奪いました。

パブリックビューイングの店内も喜びが爆発しました。

来店客:
「イエーイ、やばいやばい」
「素晴らしい。攻めの気持ちで素晴らしい」
「マンマミーア、マンマミーア」

ただ依然ブラジルに攻め込まれる時間が続き、必死に守る鎌田選手にイエローカード。後半にも大きなピンチが訪れ団結力ある守備で耐えしのぐ日本。しかし再三ゴール前へ襲撃していたブラジルに追いつかれてしまい、試合は1対1の振り出しに。飲水タイムでは、日の丸ヘアバンド姿の“レジェンド”長友選手が選手たちに声をかけ、正念場を何度も経験したベテランの魂がメンバーたちにもしっかりと宿ります。その後もなんとか耐え続ける日本。しかし“最後の最後”アディショナルタイムの残り1分でまさかの逆転。強豪ブラジル相手に日本は惜しくも1対2で敗れ、日本はベスト32で幕を閉じました。

鎌田大地選手:
「自分たちはもっと良くなれると思うし、もっと成長して、大きくならないといけない。シンプルにまだまだ実力不足だと思うし、これからもしっかり成長して、日々やっていけたら」

長友佑都選手:
「いやぁ終わりましたね。僕らの青春でもあるようなワールドカップが終わって。日本サッカーは間違いなく強くなっている。それだけは間違いなく言えるんで、いつかその扉が絶対開く時が来ると信じてるし、絶対そういう日が来ると僕は思ってますね」

パブリックビューイングの来場者:
「くやしい。また4年後がんばりましょう」
「いや〜ホントにつらい。でも本当に日本代表にありがとうって言いたいですね」
「本当にお疲れさまでした。2人は愛媛の誇りです」

今回のワールドカップで存在感を示した「愛媛の誇り」。鎌田選手はオランダ戦とチュニジア戦あわせて2ゴールを決め輝きを放ちました。ガンバ大阪の中学生チームに鎌田選手をスカウトした二宮博さん(西予市出身)は現地アメリカで観戦。改めて日本代表に欠かせない存在だったと総括しました。

二宮博さん:
「両手で足元にボールを寄こせというようなジェスチャーをしながら、みなさんが苦しい時に、とにかくフリーのポジションに動いて自分にボールを渡せと。そして時間を作って、そして前向きにプレーさせる。愛媛県で小学6年間ボール蹴ったわけですけど、やはり遊び心というものを身につけていたように思うんですよね。サイドからサイドを変える有効なパスが蹴れるのは、やはり鎌田選手ぐらいですよね。ですから常に自分の一蹴りで打開しようと有利な展開にしようと。現状のプレミアリーグで活躍しながらさらに日本代表を引っ張っていってほしいなと思ってます」

そして今大会が集大成と位置づけていた長友選手。再びの出場は叶わなかったものの試合後、西条北中学時代の恩師・井上博さんに感謝の言葉を伝えていました。

井上博さん:
「(電話で)連絡受けたんですけど、大分落ち込んでていて、まず応援ありがとうございましたと言われて、『先生勝たせられんかった』と。これからどうするん?って言ったら、『ゆっくり自分と向き合って考えるよ』と言ってました。本当に誰よりも努力してたのは佑都だと思うんで、そこは。今の子供たちが多分見てくれて、努力したら夢が叶うというのを、佑都が伝えてくれたように思います」

日本代表・森保一監督:
「きょうも夜中に日本から、世界中でテレビや配信を通して我々を応援してくれた方がいるので、勝利を届けられず残念でしたけど、世界一を目標にして日本は絶対に目標をはっきりすれば、そこにたどり着けると思っております。これからも世界一を目指して、日本のために頑張りたいと思います」

多くの感動を日本に、そして愛媛にもたらしてくれた森保ジャパン。鎌田選手と長友選手。この2人の「愛媛の誇り」の勇姿を私たちは忘れません。

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6月30日 16:28
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