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大洲市の土木工事業「昭和建設」破産開始決定 債務超過続く 負債総額約4000万円【愛媛】
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愛媛県大洲市の2度目の資金ショートを起こしていた土木工事業者が、破産開始の決定を裁判所から受けていたことが2日に分かりました。負債総額は約4000万円と見られています。

破産開始の決定を受けたのは、大洲市平野町の土木工事業「昭和建設」です。

東京商工リサーチ松山支店によりますと、「昭和建設」は1976年8月に設立。地元の建設業者の下請けに携わってきたものの、2006年以降の売上げは2000万円台が続き、累積赤字を抱え4000万円近くの債務超過の状態になっていました。

2017年5月期は売上げが2362万円、当期純利益87万円に対し、債務超過は3664万円と大きく安定性を欠き、近年も状況に変わりはなかったと見られていて、今年6月と7月に資金ショートを起こしていました。

この資金の行き詰まりが表面化していたなか、破産開始の決定を松山地裁大洲支部から11月21日に受けました。負債総額は約4000万円と見られています。

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12月2日 14:06
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