「聞ける俳句」は、
テレビ愛媛の夕方のニュースで
これまでに紹介された俳句を
『見て』『聞いて』
楽しんでいただけます。

監修:池内恵吾、神野紗希

  • 人一人 愛し一生 蜜柑摘む

    今日の俳句

    2021.01.18 放送

    作者:井上さち

    蜜柑農家を営む人と、結婚して数十年。その人を愛したからこそ、生涯をかけて蜜柑を育てる日々を、今歩んでいます。もし相手の職業が違えば、まったく違う生活が待っていたのですから、人生とは不思議なものです。「一人」と「一生」、「一」の字を繰り返すことで、ひたむきに人生に向き合う、一途な姿勢が描かれました。

    (監修:神野)

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  • 着ぶくれて オーロラを待つ カメラマン

    今日の俳句

    2021.01.15 放送

    作者:室達朗(松山市)

    オーロラは、北極や南極の近く、寒い地域で観測される自然現象です。美しいオーロラを撮るために、カメラマンはばっちり着込んで、じっとそのときを待っています。今も地球のどこかで、こうしてカメラを構えている人がいるのかもしれません。日常に見出されやすい「着ぶくれ」という季語を、地球の果ての絶景に見出したことで、季語も新しく生まれ変わりました。

    (監修:神野)

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  • 着ぶくれし 妻とは別の 観覧車

    今日の俳句

    2021.01.14 放送

    作者:加島一善(新居浜市)

    家族で観覧車に乗りに来たのでしょう。一つのゴンドラに全員は乗れないので、妻も私もそれぞれ子や孫を連れ、別々のゴンドラへ。いつも隣にいる妻を離れて見つめる距離に、少し寂しさを感じたのかも。デートに薄着でおしゃれしていた妻も懐かしいですが、着ぶくれて寒さに負けない妻もまた頼もしいものです。些細な日常の一場面に、夫婦の姿を見つけた一句です。

    (監修:神野)

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  • 着ぶくれて 母の手術を待つ 兄妹

    今日の俳句

    2021.01.13 放送

    作者:キートスばんじょうし(兵庫県)

    手術室へ母を見送り、成功を祈る兄と妹。病院の廊下はがらんと寒いので、重ね着をして身を寄せ合います。もしかしたら、着ているのは、母の編んでくれたセーターかもしれません。どうか、無事に終わりますように。着こんだ服のぬくもりが、寄る辺のない兄妹の不安を、少しでも和らげてくれますように。

    (監修:神野)

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  • 家族皆 真珠浜上げ 着膨れて

    今日の俳句

    2021.01.12 放送

    作者:たわらご堀川絵奈(西予市)

    「浜上げ」とは、養殖したアコヤ貝から真珠を取り出す作業です。主に、真珠の輝きがもっとも美しいとされる冬に行われます。寒い海風の中、家族総出で、浜上げ作業を進めます。着ぶくれた姿は、真珠を身につける華やかな衣装とは正反対ですが、地に足をつけて生きる、人間のたくましさを感じさせます。

    (監修:神野)

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テレビ愛媛ではみなさまから
俳句を募集しています!

2月のお題は
「鶯」 です

応募フォーム、メールアドレス、ハガキの中からご応募ください。メールアドレス、ハガキでのご応募は、お題を含む俳句(ふりがな)・氏名(ふりがな)・住所・電話番号・メールアドレスを記載してお送りください。一人何句でも応募可能です。選ばれた俳句は、EBC Live News「きょうの俳句」のコーナーで紹介させていただきます。
(採用された方には放送日を事前に連絡し、記念品を贈らせていただきます)
※俳句の募集は、毎月第2月曜日、午後6時から開始します。

俳句の応募はこちら

メールアドレスからの応募: 応募先メールアドレス

ハガキからの応募:
〒790-8537 テレビ愛媛「きょうの俳句」係

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監修の先生のご紹介

  • 池内恵吾

    池内恵吾(いけうちけいご)

    伊予郡松前町出身。松山南高校卒業。早稲田大学卒業 1959年フジテレビに入社。「小川 宏ショー」「3時のあなた」プロデューサーを経てフジテレビ退社後1984年愛媛放送(株)(現(株)テレビ愛媛)に入社。報道制作局長、取締役を歴任。1985年〜夕方ニュース「きょうの俳句」の放送原稿を担当。
    俳人協会 会員

  • 神野紗希

    神野紗希(こうのさき)

    松山市出身。松山東高時代に「俳句甲子園」で優勝。お茶の水女子大学卒業。東京を拠点に俳人として活躍し、NHK「俳句王国」司会「俳句さく咲く!」選者も担当。2015年から現代俳句協会の青年部長を務める。明治大学・玉川大学・聖心女子大学講師。句集に『星の地図』『光まみれの蜂』、著書に『日めくり子規・漱石』など。

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