「聞ける俳句」は、
テレビ愛媛の夕方のニュースで
これまでに紹介された俳句を
『見て』『聞いて』
楽しんでいただけます。

監修:池内恵吾、神野紗希

  • まだ学ぶことの多くて 風生忌

    今日の俳句

    2019.02.22 放送

    作者:保坂伸秋

    二月二十二日は「風生忌」。俳人富安風生の命日です。ちょうど40年前のきょう、風生は93歳で亡くなりました。官僚として逓信次官などを務めるいっぽう、虚子の指導のもと俳句雑誌「若葉」を主宰し多くの俳人を育てました。作者は40年間にわたり風生に師事した人。亡くなって40年が過ぎても、まだまだ風生先生には学ぶことが多い、という一句です。

    (監修:池内)

    音声で俳句を聞く/止める
  • 庭に出る 鶯の声 聞くたびに

    今日の俳句

    2019.02.21 放送

    作者:所山花

    早春に山から里へ下りてきて美しい声で鳴く「鶯」は、昔から春のさきがけとして親しまれ、春告鳥とも呼ばれます。梅に鶯の取り合わせは、梅の咲く時期に梅の木にいる虫を探して鶯が集まることから生まれたそうです。鶯は声を愛でる鳥として知られ、ことに初音がもてはやされます。声を聴くたびに庭に出るのは、それでもやはり鶯の姿も見たいとの思いからでしょうか。

    (監修:池内)

    音声で俳句を聞く/止める
  • 紅梅の その奥にある 農紅梅

    今日の俳句

    2019.02.20 放送

    作者:染谷秀雄

    俳句で単に梅といえば、白梅のことです。清らかな白梅よりやや遅れて咲く「紅梅」には、艶やかさと親しみが感じられます。盆栽では紅白を併せて栽培し、色と香りを楽しむことが多いようです。これは梅林の情景でしょうか。紅梅の花の色にも濃淡があり、やや淡い薄紅梅の奥には、さらに鮮やかな濃紅梅が咲き満ちています。

    (監修:池内)

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  • 早春の 小さな雲の 迅きこと

    今日の俳句

    2019.02.19 放送

    作者:加藤かな文

    「早春」とは、立春から二月末あたりまでをいう季語です。「春は名のみの風の寒さや」と唱歌「早春賦」にもあるように、暦の上では春なのに、まだ冬の名残の寒さが目立つ季節です。しかし木々の芽はふくらみ、草も青むなど、春の兆しは確実に見え始めています。作者は小さな雲の空を飛ぶ迅さに、春の息吹を敏感に感じとっています。

    (監修:池内)

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  • ひとつ摘み 一つ残して 蕗の薹

    今日の俳句

    2019.02.18 放送

    作者:名村早智子

    野や山や庭先など、至るところに自生する蕗は、春先に地下茎を伸ばし花芽をつけます。この花芽が「蕗の薹」。まだ枯れ色の野や庭に萌黄色の蕗の薹を見つけると、春の訪れを実感します。摘んで丸ごと天ぷらにしたり、刻んで蕗味噌にしたりして、春を味わいます。摘み残しておいたものは、やがて三〇センチほどに伸び、「蕗の姑」と呼ばれることになります。

    (監修:池内)

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3月のお題は
「卒業」 です

応募フォーム、メールアドレス、ハガキの中からご応募ください。メールアドレス、ハガキでのご応募は、お題を含む俳句(ふりがな)・氏名(ふりがな)・住所・電話番号・メールアドレスを記載してお送りください。選ばれた俳句は、EBCプライムニュース「きょうの俳句」のコーナーで紹介させていただきます。
(採用された方には放送日を事前に連絡し、記念品を贈らせていただきます)

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〒790-8537 テレビ愛媛「きょうの俳句」係

監修の先生のご紹介

  • 池内恵吾

    池内恵吾(いけうちけいご)

    伊予郡松前町出身。松山南高校卒業。早稲田大学卒業 1959年フジテレビに入社。「小川 宏ショー」「3時のあなた」プロデューサーを経てフジテレビ退社後1984年愛媛放送(株)(現(株)テレビ愛媛)に入社。報道制作局長、取締役を歴任。1985年〜夕方ニュース「きょうの俳句」の放送原稿を担当。
    俳人協会 会員

  • 神野紗希

    神野紗希(こうのさき)

    松山市出身。松山東高時代に「俳句甲子園」で優勝。お茶の水女子大学卒業。東京を拠点に俳人として活躍し、NHK「俳句王国」司会「俳句さく咲く!」選者も担当。2015年から現代俳句協会の青年部長を務める。明治大学・玉川大学・聖心女子大学講師。句集に『星の地図』『光まみれの蜂』、著書に『日めくり子規・漱石』など。

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