「聞ける俳句」は、
テレビ愛媛の夕方のニュースで
これまでに紹介された俳句を
『見て』『聞いて』
楽しんでいただけます。

監修:池内恵吾、神野紗希

  • 炭酸の やうに生まれて てふてふは

    今日の俳句

    2019.04.22 放送

    作者:畠慎太朗

    炭酸の泡が底から湧き上がるように、草の中から、ちょうちょが次々と生まれてきました。待望の春が来たのです。いきおいよく青空へ飛び出す蝶の生命力を、炭酸の泡になぞらえ、ユニークに表現しました。松山東高校の俳句部で生まれた一句、かがやく光が見えてきますね。

    (監修:神野)

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  • 石鹼玉 空は惜しげもなく青し

    今日の俳句

    2019.04.19 放送

    作者:櫛部天思(松山市)

    ストローの先に石鹼水をつけて吹くと、泡が空中に次々と舞い上がり、日の光を受けて美しい七色の玉となります。「石鹼玉」は、江戸時代から伝わる子供の遊びです。ふんわりと春風に流れてゆく眺めを愛でて、春の季語となっています。どこまでも青い空をゆく石鹼玉が印象的な一句。作者は松山市にお住まいの俳人。俳句雑誌「櫟」副主宰です。

    (監修:池内)

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  • 揺れやむは 泣きやむに似て 藤の花

    今日の俳句

    2019.04.18 放送

    作者:日下野由季

    「藤の花」の咲き始める季節です。長い花房に紫色の花を次々に咲かせる藤は、日本の晩春を優雅にいろどる花です。ことに藤棚として栽培され、一メートル以上もの長さに伸びた藤房が風に揺れる姿は美しく、「藤波」と呼ばれます。これは藤の花をみやびやかな女性に見立てた一句。美女が身をよじって泣くかのように揺れていた藤が、揺れやむ瞬間に注目しています。

    (監修:池内)

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  • 草といふ 草に根のある 朧かな

    今日の俳句

    2019.04.17 放送

    作者:遠藤由樹子

    春、気温が上がると上昇気流が活発になり、細かな水滴や埃で大気の見通しが悪くなります。この現象を昼は霞といい、夜は「朧」と呼びます。視界不透明な夜景のなかでは、ものの形も色も音も、どこか柔らかく優しげに感じられます。朧の情景のなかで比較的鮮明に見えている草の根をクローズアップした一句です。朧の関連季語には、「月朧」「谷朧」「草朧」などもあります。

    (監修:池内)

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  • チューリップ かなしい時も 赤が好き

    今日の俳句

    2019.04.16 放送

    作者:福神規子

    「チューリップ」はトルコ原産で、世界中に広まっています。日本へは江戸時代に伝わり、当時は牡丹百合などと呼ばれていました。唱歌にも「赤白黄色」と歌われる色鮮やかな姿は春の花壇の主役で、子供たちにもっとも人気のある花でもあります。作者もチューリップ、特に赤いチューリップが好きな方。何か悲しいことがあった時も、赤いチューリップを見ると元気になれるようです。

    (監修:池内)

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応募フォーム、メールアドレス、ハガキの中からご応募ください。メールアドレス、ハガキでのご応募は、お題を含む俳句(ふりがな)・氏名(ふりがな)・住所・電話番号・メールアドレスを記載してお送りください。選ばれた俳句は、EBCプライムニュース「きょうの俳句」のコーナーで紹介させていただきます。
(採用された方には放送日を事前に連絡し、記念品を贈らせていただきます)

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〒790-8537 テレビ愛媛「きょうの俳句」係

監修の先生のご紹介

  • 池内恵吾

    池内恵吾(いけうちけいご)

    伊予郡松前町出身。松山南高校卒業。早稲田大学卒業 1959年フジテレビに入社。「小川 宏ショー」「3時のあなた」プロデューサーを経てフジテレビ退社後1984年愛媛放送(株)(現(株)テレビ愛媛)に入社。報道制作局長、取締役を歴任。1985年〜夕方ニュース「きょうの俳句」の放送原稿を担当。
    俳人協会 会員

  • 神野紗希

    神野紗希(こうのさき)

    松山市出身。松山東高時代に「俳句甲子園」で優勝。お茶の水女子大学卒業。東京を拠点に俳人として活躍し、NHK「俳句王国」司会「俳句さく咲く!」選者も担当。2015年から現代俳句協会の青年部長を務める。明治大学・玉川大学・聖心女子大学講師。句集に『星の地図』『光まみれの蜂』、著書に『日めくり子規・漱石』など。

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