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松山の大街道商店街でワイン作って提供「都市型ワイナリー」オープン 商店街の活性化に期待【愛媛】
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愛媛県松山市の中心部にある商店街に、ワインを楽しむことができる都市型ワイナリーが2日にオープンしました。ワインを通した商店街の活性化が期待されます。

訪れた客:
「たまたま通りかかったら開いてたので、ちょっとふらっと」

松山市大街道にオープンしたのは「BLUE WAX WINERY」(ブルーワックスワイナリー)。ただ、この場所にブドウ畑はなく、街中でワインづくりを行う中四国で初めてのいわゆる「都市型ワイナリー」です。原料は産地から運んで店内の醸造施設でワインにします。

2日時点で醸造しているのは、久万高原町産のカベルネ・ソーヴィニヨンと長野県産のメルローの2種類のブドウの赤ワイン。あと2週間ほどで完成する見込みです。

目の前でワインができる様子を眺めながら、作りたてのワインを楽しめます。このほか、国の内外から仕入れた個性豊かなワイン約1000種類を取り扱う予定で、気軽に立ち飲みもできます。

訪れた客:
「(飲んでいるのは)カリフォルニアの赤ワイン。ワイナリーはすごいよね。まさかここで作ってるとは思わなかった」

訪れた客:
「(商店街も)チェーンの飲食店とかばっかりになってるから、やっぱりそうじゃないもの、オリジナルなものを作ってほしいなと思ってた。松山のランドマークみたいな形になったらいい」

店舗の1階ではワインを立ち飲みでき、つまみにナッツやチョコレートなども販売。2階はレストランになっていて、ワインとのペアリングを考えた料理を提供します。

木村賢太オーナー:
「日本ワインはおいしいんだと思っていただけるように、丁寧にワインを作っていきたい。大街道が昔のようににぎやかになって欲しい」

大街道・銀天街などの中央商店街は、空き店舗率が約19%と空洞化が課題。完成したワイナリーには、国と松山市が5000万円の補助金を交付していて、街中の新たなにぎわい施設となるか注目されます。

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12月3日 15:24
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