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「明日はわが身と思って備えてほしい」四国中央市の防災フォーラム震災で家族失った女性講演【愛媛】
愛媛県四国中央市のしこちゅ〜ホールで開かれた防災フォーラムに、東日本大震災で被災した2人の女性が登壇しました。“災害はいつどこで起こるかわからない”被災者だからこそ実感する「備えの大切さ」を訴えました。

9日、防災・減災フォーラムに登壇したのは、東日本大震災で小学生の妹を亡くした佐藤そのみさんと、6歳の長女を亡くした佐藤美香さんの2人です。2人は現在、それぞれのカタチで震災の記憶、遺族の苦しみや葛藤などを訴え続けています。

会場では「映画作家」として活動する佐藤そのみさんが、大学時代に自主制作した2本の映画が上映されました。震災で妹を亡くした中学生の心が揺れ動く様子を描写した、「春をかさねて」など自身の内面をえぐり出すように作られた作品です。

続いて、幼稚園に通っていた長女を震災による津波で失った佐藤美香さんが、紙芝居で命の守ることの大切さを伝えます。

アナウンス:
「町のマイクからは『津波が来ます危険ですので、海に近づかないで、高いところに逃げてください』と何度も何度も流れています。しかしバスは子供たちを乗せて出発し、海の方へ走ってしまいました」

トークディスカッションでは、佐藤美香さんが『災害が自分に降りかかるとは思ってなかった。明日はわが身と思って備えてほしい』と、家族を失った被災者として重みのある言葉で呼びかけました。

来場者:
「本当に心が揺さぶられました。自分は学校の校長をしてるんですけども、子供たちが1人1人が自分の命を守れるように、学校でもどんどん取り組んでいきたいと思います」
「(災害が起こったら)家族とか安否を確認したいし、とりあえずみんなが大切なので、助け合って乗り切りたいと思います」

映画作家・佐藤そのみさん:
「この地域に災害が起きたときに、誰かが孤独を感じないといいなと思います。きょうの機会や私の作品が、それに何か貢献できたらいいなといま思いました」

日和幼稚園遺族有志の会・佐藤美香さん:
「いつ何時どういうふうになるかは誰もがわからないわけですから、(災害に対する)心の備えというものをやっといてほしいなと思います」

また、会場では佐藤美香さんが熊本県氷川町の出身ということで、7月の熊本地震への支援募金の呼びかけも行われ、来場者は災害時に助け合う心や防災を自分ごととして考える大切さを、改めて感じていました。

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8月17日 18:50
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